夢の実現と晴れやかな暮しを応援する
ドリームオーガナイザーのトコナです。
毎年恒例、夫実家へのお年始。
長男嫁ですが、とてもサラリとしたお付き合いななので、
お呼ばれして楽しくお話して帰ってくるだけの
申し訳ないくらいに、楽ちん帰省です。
その中で、義両親の老いを感じるシーンが
随所にありました。
その1つは、おせちが大皿とりわけ方式だったこと。
元料理人の義父は、毎年ひとりでおせちを
作って振る舞ってくれます。
我が家では出ない、豪華素材がふんだんに使って
あるので、娘たちには大人気です(^^)
これまでは、銘々に盛りつけてあったのが、
今年は使い捨ての大皿で真ん中にどーーーん。
取り皿も紙皿になっていました。
齢80才。
腕が肩より上に上がらなくなり、足が痛いとこぼしながらも、
「おせちは自分の領域」と義母にも手伝わせないそう。
大皿や紙皿は、義父が自分でできることをわきまえた
工夫であり、オーガナイズだと思いました。
もう一つは、義母のつぶやき。
「この先、この家の荷物、どうしようかしら」
私たちがお邪魔する応接間はいつも整然と片付いて います。
でも、義母いわく「何十年来のものが家の中に積み上がっている」
のだそう。古くて大きな家なので、置くところはいくらもあるらしく。
それは、義父が捨てない方針の人だから。
義母は捨てたくても許可が出ないのだとか。
「たぶん、私が一人にならなきゃ捨てられないけれど、
どれだけ労力とお金がかかるか・・・」とため息をついていました。
この年末年始、骨折中の母、義両親と高齢者の
暮らし方にふれ、世代交代の時期に来ていること、
私にできることは何なのか、考えさせられました。
いえ、今も考え続けています。
それは重く、ちょっぴりもの悲しい。
きっと、泥臭いことも避けることはできないでしょう。
でも、だれにでもいずれ巡ってくること。
傍観者でなく、しっかりと受け止めなければと思います。
その時、ライフオーガナイズを役立てることができたら・・・。
そんな風に思ったお正月でもありました。
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