老いとオーガナイズ | キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

シンプルに思考を整理すると、暮らし方が変わります。
鮮やかに夢を描くと、生き方が変わります。
「なりたい自分」「望む暮らし」「叶えたい夢」をキーワードに、
名古屋のマスターライフオーガナイザー 内藤さとこが、
本当に心地よい生き方、暮らし方を応援します。

夢の実現と晴れやかな暮しを応援する

ドリームオーガナイザーのトコナです。


毎年恒例、夫実家へのお年始。

長男嫁ですが、とてもサラリとしたお付き合いななので、

お呼ばれして楽しくお話して帰ってくるだけの

申し訳ないくらいに、楽ちん帰省です。


その中で、義両親の老いを感じるシーンが

随所にありました。


その1つは、おせちが大皿とりわけ方式だったこと。


元料理人の義父は、毎年ひとりでおせちを

作って振る舞ってくれます。

我が家では出ない、豪華素材がふんだんに使って

あるので、娘たちには大人気です(^^)


これまでは、銘々に盛りつけてあったのが、

今年は使い捨ての大皿で真ん中にどーーーん。

取り皿も紙皿になっていました。


齢80才。

腕が肩より上に上がらなくなり、足が痛いとこぼしながらも、

「おせちは自分の領域」と義母にも手伝わせないそう。

大皿や紙皿は、義父が自分でできることをわきまえた

工夫であり、オーガナイズだと思いました。


もう一つは、義母のつぶやき。


「この先、この家の荷物、どうしようかしら」

私たちがお邪魔する応接間はいつも整然と片付いて います。

でも、義母いわく「何十年来のものが家の中に積み上がっている」

のだそう。古くて大きな家なので、置くところはいくらもあるらしく。


それは、義父が捨てない方針の人だから。

義母は捨てたくても許可が出ないのだとか。

「たぶん、私が一人にならなきゃ捨てられないけれど、

どれだけ労力とお金がかかるか・・・」とため息をついていました。


この年末年始、骨折中の母、義両親と高齢者の

暮らし方にふれ、世代交代の時期に来ていること、

私にできることは何なのか、考えさせられました。

いえ、今も考え続けています。


それは重く、ちょっぴりもの悲しい。

きっと、泥臭いことも避けることはできないでしょう。

でも、だれにでもいずれ巡ってくること。

傍観者でなく、しっかりと受け止めなければと思います。

その時、ライフオーガナイズを役立てることができたら・・・。

そんな風に思ったお正月でもありました。



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