オーガナイズもドリームマップも知らなかったあの頃。。。
回想録の続きです。
出産後6年の間に8kg太った私は、日々の家事や子育てをしながら
心の中のどこかが、空虚で憂鬱でした。
大部分はそうじゃなかったんです。
新しく与えられた双子育児、プチチャレンジド(障害児)との暮らしに
使命感を感じて、HPを立ち上げて仲間と情報交換したり、よりよい療育を探して、
熱心に勉強したり、それなりに前向きでした。
ライフステージが変わった自覚や、新しいステージが自分にもたらす変化を
楽しもうという気持ちはちゃんと根付いていました。
そう、たくましく明るいお母さんとしては、がんばっていたんですね。
でも、どこかで、「自分をコントロールできないで太ってしまった自分は
ものすごくかっこ悪い」と嫌悪していましたし、「これは本来の自分の姿じゃない」と
受け入れられない気持ちが渦巻いていました。
だから私は、出産前のスリムな私を知っている人には絶対にこの姿を
見せたくなくて、様々な集まり(同期会や女子会)には、一切顔を出しませんでした。
人間関係を断絶してまでも、守りたいプライド(いや、イメージか?)があったんですね。
でも、娘たちは私のふくよかなカラダが大好きだったようです。
よく「ママのにくもり~、あ、ぬくもりだったぁ」と言いながら、抱きついてきました。
それは幸せな一コマでしたが、私の心の奥底には
「このままじゃ、終わらないからね!」と起死回生をもくろんで、その日を妄想していました。
そして、何度もダイエットを試みては挫折を繰り返し、そのたびに意気消沈しては
新たな脂肪をため込むという、悪循環を永遠に繰り返していたのでした。
そんな私に転機が訪れたのは、1年半ほど前。
続く。