ダイエット回想(2) | キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

キモチに寄り添う整理術「ライフオーガナイズ」でシンプルライフ

シンプルに思考を整理すると、暮らし方が変わります。
鮮やかに夢を描くと、生き方が変わります。
「なりたい自分」「望む暮らし」「叶えたい夢」をキーワードに、
名古屋のマスターライフオーガナイザー 内藤さとこが、
本当に心地よい生き方、暮らし方を応援します。

さて、オーガナイズ夜明け前のダイエット回想録の続きです。


妊娠した私はものすごく禁欲的でした。

「妊婦は太ってはいけない。ましてや双子だから」と固く信じていて、

炭水化物を押さえた和食をほんのちょっぴりだけ。

結局は8ヶ月に入る前に出産してしまうのですが、体重はたったの4kg贈。

出産1ヶ月後には、出産前の体重にするっと戻っていました。


妊娠・出産で太らなかったんだから大丈夫。

以後は維持できると高をくくっていた私でしたが、、、、それは大間違い!

その後、1年に1kg、後半は1年に2kgずつ増え、出産後7年目には

約8Kgの増加!!


信じられない、信じたくない増加ぶり。


始まりは、しっちゃかめっちゃかの双子育児。

すべてが2倍の育児は、昼も夜もなく、自分の食事や睡眠なんて全く確保できない。

最初はやせ細りました。


しかし、だんだん知恵がつく。

食べ物は、ちょっとでも余裕のあるときに食べておく。

そのためには、ちょこちょこっとつまめる物がいい。

おにぎり、菓子パン、おまんじゅう、スナック菓子、そんなものを常備するように。

それまで「緑黄色野菜+納豆」が主食だった私には、満足できない内容だけれど、

調理する時間がないのだから、四の五の言ってられない。


ところが、私は知らなかったのだけれど、白砂糖って中毒性があるんです。

繰り返し食べている「甘い系」「炭水化物系」の食事によって、脳は常に

それらの食事を欲するようになりました。


育児が少し落ち着いた3才の頃、増えてきた体重を減らそうとした時期がありました。

でも、節制が効かない。

あれほど、太る食事を嫌い、カロリーや栄養のことを熟知していた私が、

やめようと思う食材を断ち切ることができないのです。

今思えば、あれは糖分の中毒性だったのでしょうね。


鏡に映る自分が、どんどん醜くなっていく。

しかも今の自分の仕事は育児オンリー。

子育てでバタバタして、おしゃれをしていく場所も必要もない。

私はだんだん、体重計にも乗らなくなっていきました。

そのうち怖くて乗れなくなってしまい、年に1回、人間ドックの時に、

「やっぱり増えてた!」と落ち込むのがお約束に。


鏡は御法度。

洋服を選ぶのも買うのもただ苦痛なだけ。

写真には極力写らない。


こうなると、悪循環のスパイラル極まれりです。

痩せられないストレスで食べる。

食べるからまた太る、醜くなる。

余計にストレスがたまって、さらに食べる。


あれほど、体重維持にこだわっていた私が、この事態に陥ることが

信じられませんでした。

でもこれは現実。

「8Kg増」という数字は、もうどうやても太刀打ちできない数字として

私をがんじがらめにしていました。


それが2年前の私。