ボスの死後、救われた娘からの言葉。 | 愛犬ボスの交通事故

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事故に遭ってしまったボスの闘病記 / 事故後対応の進捗


ボスが居ない我が家に少しづつ慣れてきた日常と反比例に寂しさが募ります。

昨日、もう1頭のダックスをシャンプーしました。
1頭ってこんなに楽だったのか、とあっという間のシャンプー、乾かし、耳掃除など終わらしてからつくづく。

小型犬3頭時代のあった我が家。
1頭も3頭もやる事は一緒と当たり前に頑張って来たことが、ものすごく大変な作業であった事を痛感しました。

娘が産まれ一番身体がしんどい時も朝晩散歩、
月一度のシャンプー。プラスボスの事故。
全てやって来ましたがつくづくよくやったなぁと自分にビックリ。
二人目が産まれ育児が倍。
小型犬3頭のお世話。

今思い返しても激動過ぎて記憶があまりないです。
下の子5ヶ月でキャバリアが天国へ。
下の子はキャバリアの存在はわからないですよね。

娘は産まれた時からキャバリア、ボス、もう1頭のダックスと3頭に囲まれ育ちました。

キャバリアの時は5歳。
何となく死ぬと言うことの意味がわかり、もう会えない、動かない事に泣いておりました。

ボスの時は、もう死とはどういう事かはっきりわかりました。
ボスと過ごした思い出が娘を襲い、わんわん泣いて泣いて泣いて。

私がどんなに犬が好きでも、残念ながら産まれた時から一緒という感覚は私にはありません。
そう考えると、娘の寂しさは計り知れない別れなんだろうとつらかったです。

そんな中、日に日に落ち込む私。

なんでもっと早く病院へ行かなかったのだろう?
なんでもっと早く気付かなかったのだろう。
なんで、なんでに押しつぶされていました。

それを悟ってか、娘が、

お母さん、お母さんがあの日病院へ連れてなかったら朝起きて死んでたかもしれないよね。
病院いって、ボスが病気でもう長くないと聞いて、悲しかったけど急いで心の準備できたよ。
ボスもみんながいる時に死んだのはボスも先生の話聞いてわかって急いで心の準備できて、
あの時間に天国逝ったと思うよ。

と。

急いで心の準備。深すぎます。
急いで心の準備。切なすぎます。

子供の解釈に大人が慰められています。

あんな赤ちゃんで犬達をまるで兄弟のような感覚で育ってきた娘が
こんな事を言えるようになったんだ。
犬達から沢山の学びをしっかり受けていたんだ。とジーンとしてしまいました。

今、ダックス1頭の我が家。
娘は寂しさを埋めているのかベッタリな日々。
なぜか、マテ、フセ、オテ、オカワリを猛特訓。
全て出来るのですが、なぜか急にやりだしてて。

私が絶対に守る!的な決意表明なのでしょうか?
娘ともう1頭のダックスとの絆が日々強くなってます。

命と命。
かけがえのない時間が穏やかに流れております。