おはようございます。

 

一昨日の記事に引き続き、

先週亡くなった母の「延命措置」をお断りしてからの出来事を・・・

(多少時系列が前後する部分がありますがお許しください)

 

6月10日(水)

 

母の主治医の先生とお話をして「延命措置」をお断りして、自宅に戻った後、

兄と(わたしの)二人の息子たちに先生とのお話の概要を伝えました。

 

わたしは兄と二人兄妹で、兄はわたしと同じ県内

(高速道路を利用して、1時間半くらい離れたところに)の

母が2年前に心臓の手術のために入院するまで住んでいたマンションの近くに

兄嫁&息子一家と暮らしています。

 

じつは・・・

兄嫁が6月3日に脳腫瘍の摘出手術を受けて、入院中。

手術の経過が順調ならば6月17日に退院、退院後は放射線治療と抗がん剤治療。

という状況です。

 

 

仕方ないと思う。

「延命措置」を断ったCOCOの判断に異存はない。

申し訳ないけれど、

(手術を受けた兄嫁のことで)自分は今精神的にいっぱいいっぱいなので、

母のことは任せていいかな?

 

と、電話の向こうで声を詰まらせている兄に、

 

母のことは、わたしが旦那さんと相談しながら、なんとかするから心配しなくていいよ。

 

としか言えませんでした。

 

 

兄に連絡をする前にネットで調べてみたら、

「看取り」の期間って(個人差はあるものの)2~3週間程度の方が多いらしく、

そう考えると、6月下旬ごろには母とのお別れが来ることを覚悟しなければなりません。

 

ホント・・・

兄にとっては最悪のタイミングだったと思うし、

母がまだ存命のうちに、母の葬儀の相談を持ち掛ける妹ってどうなの??

とは思ったのですが、

兄嫁の病状が予断を許さない状態であっても、

母とのお別れの時は、近い将来必ずやってくるわけだし、

その時がやってくる前に、方向性だけは決めておかないと・・・と、思いました。

 

 

母は、7年前に父が亡くなったころに「互助会」に入っていて、

そのころから現在に至るまで毎月・3000円ずつ積み立てをしているようです。

(詳しいお話はこちら↓)

 

 

母が、いつか来るであろう自分の最期のために、

年金の中からコツコツと積み立ててきたのだから、利用してあげたいと思うのですが、

わたしの家&母がお世話になっている特養は、その互助会の対応エリア外。

 

調べてみたら、

「互助会のネットワーク」みたいなものを利用すれば、サービスを受けることはできるみたい。

その辺のところを早めに確認してクリアにしておかないことには・・・

 

そして、母はこちらに住民票を移していないので、

わたしの家の近くで火葬にするのか、母の住所がある地域で火葬にするのかで、

かかる費用が50000円以上変わってきます。

 

火葬費用を考えたら、母の住所がある地域でする方がいいのですが、

母の住所がある地域で火葬にするとなると、そこまでの搬送費用がばかにならないし。

 

そんなこと(亡くなった後にかかる費用)をケチケチ考える??

 

って、言われそうだけど・・・

 

ごくごく普通の家庭(いわゆる庶民)だし、

年金暮らしが長い母の蓄えがガッツリあるわけではありません。

もちろん、母の蓄えで足りない部分は負担するつもりですが・・・

 

気になること(確認して、兄と意思統一をしておかなければいけないこと)はいっぱいです。

 

 

というわけで・・・

兄の承諾を得て、

母が積み立てをしていた互助会のサービスを利用できる(らしい)

COCO家の近くの「S典礼」にだんなさんと二人で相談に行くことにしました。

 

 

兄に連絡をしたあとに、2人の息子たちに連絡をとりましたが、

2人とも、淡々と受け止めてくれました。

 

後で息子たちに聞いたのですが・・・

 

1年半ほど前に、

「肝膿瘍」で「回復は難しい、覚悟してください」とお医者様に言われたときに

(その時のお話は、こちら↓)

 

 

(息子たちにとっての)祖母との別れを覚悟したらしく、

その後、住宅型老人ホーム・特養で過ごした時間は

神様がくれたエキストラな時間だと捉えていたので、

いつわたしから、こういう連絡があっても不思議ではないと思っていたそうです。

 

そうか・・・

子どもだと思っていたけど、ちゃんと考えていたんだね。