「仮面の男」といえば、キャンデローロ。
キャンデローロと言えば、FaOIにも来てくれていました。
観客をハグしたりとやりたい放題だったけどね(笑)
・・・私はここで今頃大きな間違いを犯していたことに気づきました( ̄□ ̄;)!
彼の使っていた曲はレオの「仮面の男」じゃなかったのだ。
仮面の公開年は1998年。彼のプロは1997-1998年だったので、この時点でわかったはず。ってか気付けよ、自分( ゚ ▽ ゚ ;)
ということで認識を改めます(爆)。
「仮面の男」といえば、ヤグディン!
そうです!ゆづの前に三冠を達成していたロシアの貴公子ですよ!
ここで映画のことにも触れてみるかな。
レオが暴君ルイ14世と双子の弟フィリップ=優しい、の2役を演じています。
ルイは国王という究極の権力を利用してパワハラしまくり、綺麗な女性を見つけるとどんな手段を使っても手に入れるトンデモな奴。
これがこの時のレオはキラキラ美しかったので、また余計に美しい男には性格のいい男はいないという一般論に説得力をもって演じています。←どんな一般論だよ
しかし。。。この一般論があっという間に崩れ去っていきます(爆)。
双子の弟フィリップは顔は同じなのに性格が正反対だったのです。
レオは完璧に演じ分けていています。レオ・・・もしかしてルイ寄りの性格(=◇=;)・・・?と妄想してしまうくらいに生き生きと。
ルイの美しさが爆発する場面が。フィリップを国王にすり替える計画が危なくなってきた時。
「おまえが偽物だ!その者を捕えろ!!!」
うっ、うつくしぃぃーーーーー
セリフが違うかもしれませんが、その迫力十分のルイが映画の中でその瞬間一番輝いていました!
フィリップは、いい子で優しくて身分の下の女性が自分の目の前で転んだらすかさず笑顔で手を差し伸べるような男子なのですよ。(ここで周りやダルタニアンが「ん??」と怪しんでしまうんですけど)
確かにフィリップが国王になったほうがフランスのためにいいんです。
ただオドオド感もあるので、気の強いやり手の部下に対処できるかどうか心配になるのよねぇ。
左から仮面の男=フィリップ、ダルタニアン、三銃士:アトス、ポルトス、アラミス。
アラミスが何気に策略家だ。ルイが消したいイエズス会のリーダー。アラミスに命令を下すんだね。「捕えろ」。。。その張本人に。アラミスがリーダーだったのです!ルイとフィリップをすげ変えることを思いついたのも、アラミス。
「越後屋、主もワルよのう・・・」
「お代官様ほどでは」
いえ、決してアラミスは悪役ではないんですけどねっ!
アトスは息子が大好きないい親父、ポルトスは女好き、だけど病気もち、という非常に人間臭いキャラ。
この映画、初見の時はあまり好きなタイプではなかったんだけど久しぶりに観たら、こんなに面白かったんだ・・・と再認識。当時はレオ目当てでしか観ていなかったからな~。
ヤグディンは、2002年に「仮面の男」を使っていたんですね。ソルトレーク五輪のFSをようつべで見ましたけど、この時すでにクワドを2回いれていたんだ・・・。
プロ序盤の4T-3T-2T、4T、3Aの出来の美しさは神
映画を観てから彼のプロを見ると感動しました。。。
凄い。
私の中で神プロがもうひとつ増えました。
☆画像お借りしました☆
原題「The Man in the Iron Mask」(1998年)