私が羽生結弦というスケーターの存在をきちんと知ったのは、2年前のニースでのワールドで。
それより前はもしかして名前くらいは耳にしていたかもしれないけど、全く記憶にないということは聞いてもいなかったのかもしれない。(ニースの前の全日本でも見ていると思う)
このニースでゆづが滑っていたプロはSP「悲愴」そしてFS「ロミオ+ジュリエット」。
そうです!私もニースのロミジュリにハマったクチなのです。
ゆづはロミジュリを2回使用しています。今季と2季前を区別するのによく新と旧と言っていますが、「旧」のロミジュリの方が映画としては新しい。「新」の方が上映されたのは古いんです。
・・・非常に紛らわしい(笑)。
ロミオ+ジュリエット。レオナルド・ディカプリオが18歳の時の、彼の出世作。
レオと言えば「タイタニック」が知られていますが、プレイクのきっかけはこっち。
(画像はお借りしています。)この頃のレオは勢いがあった!今改めてYoutubeとか見てると、レオ、、、美しい、、、(///∇//)ポッ
レオはロミジュリより前、「ボーイズライフ」「ギルバート・グレイプ」「バスケットボール・ダイアリーズ」「太陽と月に背いて」そして「ロミジュリ」・・・という作品達の黄金の流れが続きます。
「ギルバート・グレイプ」「バスケット・・・」あたり観ていると、アイドル俳優だけではないことがわかるはず!
そしてフィギュアスケート。17歳の羽生結弦少年のプロを見た時、もっと言うと彼の4回転ジャンプを見た時、衝撃が走りました。。。
「なんなんだ、この高速の4回転ジャンプはっっっ???」
しかも日本人!こんな綺麗なジャンプを跳ぶ男子選手がいるとは・・・( ゚ ▽ ゚ ;)ビックリ
そして何よりそのアツさ。何でもないステップのところで転倒した後の滑りがすごくて目が離せなくなっていた。
ラストに向かい、雄叫びを上げるゆづロミオに鳥肌立った。涙出そうだった。
「ロミオだ、、、レオの演じたキラキラロミオ。ロミオにしか見えない!」
男子でレイバックイナバウアーやビールマンスピンをするのも驚愕でした。ここまで感動をさせてくれる羽生結弦、、、凄い子が出てきたな。。。今後注目だな。
フィニッシュ。パリ散のドヤ演技なんか可愛いもん、の挑戦的で獲物を射抜くような眼光!これぞ究極の闘争心。
闘争心「オレを見くびってくれちゃ困るぜ。アスリートだかんな」
・・・あんた、、、この頃からか。(爆)
きっとステップでの転倒後はゆづは心の中で「うぉりゃあああああああ」と叫びながら滑っていたに違いない。それくらい迫力があったのです。ファンの間で、「伝説のニースのプロ」と言われるのもわかる。
考えてみたら、レオとゆづ、共通点が多いことがわかった。(注:愛菜比)
1.子供の頃から注目されている
2.出世作がシェイクスピア「ロミオ+ジュリエット」
3.アイドル的な外観だが、実力も備わっている
生き急ぐ原作のレオロミオを再現してくれた「ロミジュリ」を今年のワールドのエキシで滑ると知った時、びっくりした方が大きかった。もう二度と観れないと思っていたからね。
3月のワールドでのフィニッシュの表情。17歳の眼光するどいゆづはどこにもいません。
この後、「終わった」とつぶやくんですね。
あれからたった2年しか経っていないのにこの中味の濃密さはどうしたことか。
大人になったゆづロミオを見ることが出来た。スケーティングがすごく綺麗で上手くなってる。素人の私でもわかる。
こんなに「僕の10代は終わった」感を出されると、逆に清々しいというか、本人はすでに次のステージを見据えているんだなあ。。。と思い知らされる。
いっそこのまま時が止まって欲しい、と過去の羽生結弦を思い続けているのは私だけなんだ。
17歳から19歳まで魅せてくれたロミオは等身大のゆづで、20歳では逆に滑れないようなプロ。
・・・いやっっっ感傷に浸っていると危ない!青年と少年の間を自由自在に泳いでいるゆづの思うツボ!(笑)これ19歳の特権!!
これですよ!19歳の危うい色気。
あ~~もう、ゆづ中毒患者決定です!
恐るべし。人たらし羽生結弦。
おまけ。ゆづと真央ちゃんのペア(〃∇〃)可愛くて爽やか
大好きなんですよね~(*^.^*)
幸せなエキシビジョンを観ることが出来た。
さーて次回は!
怒涛の生ゆづ観戦!アイスショー編をお送りします(予定)!