京都四条通りから少し入った
静かな所にある
祇園の「白」さん
お菓子とむしやないの
素敵なお店です
「 白 一を乗せたら、百。
ひとつ、幸せなものを口にすることで、
九十九の幸せに気づく。
一日を少しあかるくする
美味しい小箱です。」
というように、
シンプルでとっても美味しいお菓子や
むしやないが詰められた
お箱の商品が窓際の棚に並んでいます
絶妙な生け具合の
お花もとっても素敵
この日は日曜日だったので
大好きなおはぎは残念ながらお休みですが、
へしこ寿司やその他の和菓子、
ウーロン茶等の茶葉はいただけます。
現在販売されているお菓子はこちら
私が欲しかったお菓子はまだありました
よかった
いつもの様に
お茶をいただいて帰ってきました。
そう言えば、
ここに載せてるブログにも書いてしまってますが、
今回、お茶にいつも付けてくださっていた
お菓子はなかったので
このサービスは無くなっているかもしれません。
2つだけいただいたのですが、
ひとつづつこんなに丁寧に包んでくれます。
包装の仕方もすごくお洒落
このまま手土産にしても喜ばれそうです
袋から出すと・・・
驚くほどの栗の葉の匂い
栗の餡を挟んでいる栗の葉は、
実は、夏に採取した栗の葉は漢方では
「栗葉(りつよう)」と言われる
生薬になるそうです
肺の炎症を鎮めて咳を止める・解毒し
腫れを治すというような作用をもつとされ、
咳や喉の腫れには煎じたものを飲み、
漆かぶれには煎じた汁で患部洗うなどの
使用方法があるそうです。
民間薬としても利用されているそうで、
漆かぶれ以外にも毛虫刺されや火傷、
お風呂に入れれば
あせも・アトピー・切り傷・擦り傷にも
効くといわれているそうです。
確かに効能のありそうな強い香り
連れは餡に染み込んだのではないかと言った程、
独特の香りがします。
私はこの自然の香りが好きなんですけど
栗の葉を取ると・・・
美味しそう
軽い食感のほろりとした栗餡の中に
「丹波の懐かしい栗の渋皮煮」が出てきます。
丹波栗は歴史はとても古く、
大果系の立派な和栗で知られていて、
普通の栗に比べて
ぶどう糖・ショ糖を非常に多く含むそうで
煮るだけで芳醇な甘みが味わえるそうです。
そう言えば、白さんを手がける
和久傳さんの地元京丹後は
丹波に隣接しているのですよね
こんな風にほとんど栗っていう位
大きな栗。
本当に上品な甘さの和菓子です。
それに栗の風味がとってもよくて、
美味しい
ひとつがあっという間でした
本当にいろんな幸せが味わえる
京都の小さな栗のお菓子でした