今日も1日お疲れ様でした
昨日のたねやさんの牡丹餅に引き続き、
おはぎです
今日はとても暖かい春の日差しでしたね
大阪の桜の名所、桜ノ宮に昨日行った時は
まだまだって感じでしたが、

こんなふうになるのももうすぐと思うと
楽しみです

この綺麗な桜の
京都の満開予想日と
日本列島の開花状況のお知らせが
飾られているのは、
京都大丸の「虎屋」さん
昨日は、おはぎをもらいに伺ってました。
この日はまだ少し残っていましたが、
とらやさんのおはぎは人気なので、
いつも念のため予約してから伺ってます。
とらやさんの生菓子は半月毎に色目が変わります。
今は桜の時季にふさわしい華やかな色合いの桜を模した和菓子が並べられてます。
とても綺麗に造られた和菓子は見てるだけでも
いつも心惹かれます
もちろん、大丸京都店さんでも生菓子を扱ってみえますが、この日はこんな感じで、

残念ながら見る事は出来ませんでした
予約していた分だけ頂いて帰ってきました。
この日いただいたのはこの3種類のおはぎ



関西以外にお住まいの方は「あれっ
」と思われるかもしれませんが、とらやさんのおはぎは関東と関西で販売されてるおはぎの種類が違います。

とらやさんのHPで載せてみえるおはぎの画像は
こちらで、
関東地方や御殿場で販売されている
「白餡・黒糖餡・小倉餡」
…なので、お彼岸のたびにわざわざ京都にきています

お願いしておくと、黒文字を付けてくださるので、
自宅で頂くにもプレゼントにも、とても助かります。
2個でもぴったりのお箱と紙袋に入れてくださるので、ちょっとした手土産でお渡しするのにもいいんですよね

カバーを取ると艶やかなおはぎが
萩の花、牡丹餅。綺麗な名前ですね
昨日のブログでもお話ししましたが、
春のお彼岸に頂くのはぼたもちと呼ぶ事が多いようですが、とらやさんでは春も、小倉餡の小豆の粒を萩の花に見立てた呼び名の「おはぎ」のようです。
春に咲く牡丹に見立てて春のお彼岸は「牡丹餅」、
秋のお彼岸は萩の花の「おはぎ」というのは有名ですが、それ以外にも夏と冬にも別名があるのご存知ですか?
夏は、「夜船」。
おはぎを作る時は米を潰して作られるため、餅を搗く時の様な音がしないため、近所の方でもおはぎをついたのがいつかわからないことから、夜は暗くて船がいつ着いたか分からない「夜船」になぞられたのだそう。
冬は、北にある窓から月が見えない事が由来。
搗くことをしないことから、転じて月知らずとなり、「北窓」と呼ばれるそうです。
春夏秋冬、同じ食べ物なのに、それぞれの季節で名前が違う食べ物って他にもあるのでしょうか。
でも、言葉の発想が日本らしくて素敵

意外なのですが、虎屋さんでは、
おはぎは年に2回、
春と秋のお彼岸の7日間しか販売されません
こんなに美味しくて、人気なのに。
マツコさんも以前テレビで言ってましたが、
是非普段も扱ってほしいお品です。
おはぎの別名も春夏秋冬それぞれあるのだから、
せめてそれぞれの季節に1度ずつ、
年4回とか

妄想ですが、
そのくらいお彼岸になると恋しくなるおはぎです。
「黒糖餡(税込324円)」
黒糖の濃厚な甘味の餡ですが、上品なお味で甘ったるいというものではありません。
そして、何より毎回感動するのが、
この見た目の美しさ
器に乗せる時にぶつけてしまい少し凹んでいるところができてしまいましたが、
筋一つない滑らかなまんまるの表面のこし餡。
本当に綺麗
キメが細かいというか、
どうやったらできるのか…
本当に、美人なおはぎです。
さすが、虎屋さん
って
いつも感動してしまいます(笑)
「小倉餡(税込324円)」
こちらは私が1番好きなお味。
優しい甘みの
みずみずしい粒あんが表面をしっかり包んでいて、
こんなかわいらしい大きさですが、しっかりずっしりと重みが感じられるおはぎ。
中を切ると下にも餡が入っていました。
香ばしいきな粉は甘味は本当に控えめですが、風味はしっかりしていて、中のこし餡の甘さと合わさってちょうどいい塩梅に。
お米と餡の割合も絶妙で、この大きさなのにたっぷりと餡が詰まっていて、しっかり餡の存在感があるおはぎ。
今回もどれも美味しかったです。
ご馳走様でした
また秋のお彼岸の楽しみです
因みに虎屋さんでも、おはぎは、
彼岸の明けまで販売されています。
本日も最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。