春頃に奈良の吉野山に登った際に書きましたが、
1781年に創業し、
240年続く、鯖寿司で有名な老舗のいづうさん。
いづ重さんは、初代重吉さんがいづうさんより暖簾分けされ、「いづ重」。やはり名代は鯖寿司で、百余年続く京寿司のお店です。
いなり寿司は傷みやすいため、盛夏の間お休みされてたこちらのいなり寿司が、先月9/23に販売再開されました。
…ということで、先日京都四条に行ってきました。
このお品書きの案内にも書かれているように、
いづ重さんは建て替えの為、
現在仮店舗で営業されています。
なので、八坂さんの(いづ重さんの店舗)近くの細い路地を入って行った先に
いづ重さんの仮店舗があります。
仮店舗と言っても、店先に秋らしいお花が置かれ、素敵な雰囲気です
建て替えの間、こちらの店舗ではテイクアウトのみです。
上のお写真はお店のHPの画像をお借りしましたが、お店を入った正面にあるこちらのカウンターで注文して待ちます。
秋らしく飾られた大きなテーブルを囲むように椅子が置かれているので、そちらでかけて待たせていただけますが、いなり寿司は用意があるようで待つことなく、すぐにいただけました
買ってお店を出ると、外にもお店に入るのを待ってみえる方が何組かいらっしゃいました。
元々人気のお店ですし、仮店舗はとても小さいスペースなのでそう感じるのかもしれませんが、やはり京都も人が増えてきているような気がします。
いなり寿司(5個入 税込864円)
いづ重さんではこちらのいなり寿司は、
「先達の伝えるままを古風ですが踏襲しており、現在も寿司飯にはおの実(麻の種)を入れております。カリッとした食感をお楽しみください。そして、他に柚子・ごぼうと計3種の香りの彩りをほえて寿司飯の食感を軽くいたします。重くなりがちないなり寿司ですので尚さらに。大事なおあげは100%国産大豆を使って濃い豆腐をこしらえてもらい、一枚一枚手揚げで丁寧に作って戴いております。そして、おくどさんの赤い炎でじっくり甘からくに煮ふくめたものです。」
と、説明されています。
本当に大きくて、食べ応えのあるまるっとした可愛らしいフォルムがより食欲をそそります。ふっくらした感じがお写真でも伝わりるくらいだと思います
柔らかいご飯におの実のカリカリした食感が引き立ちます。しっかり揚げを味わえる甘いお揚げさんに、柚子の香りがふんわり
ふんわり甘く、懐かしいおあげさん、とってもとっても美味しいです
そして、明日10/23から冬のメニューの焼き九条ネギ入り大人のおいなりさんの販売が始まるそうです。
私は実はこのおねぎのいなりの大ファンで、ずっとこの時期を待ってました
焼き九条ネギの甘くていい香りがとっても美味しいおいなりさん
このおいなりさんを手に、京都の紅葉狩りにお出かけなんて素敵ですよねー
今日もお出かけには良さげなお天気
素敵な休日。お過ごしください
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。