後祭の山鉾を観に行ってきました。
南観音山で、
飾られていた団扇。とても綺麗〰️と、見とれてしまいました。
南観音山では、見送り原画などを手掛けた故加山又造画伯に団扇絵を寄贈されており、この団扇絵は、南観音山の格天井を飾る絵として描かれているということです。(現在は未完)
公益財団法人 南観音山保存会では、新型コロナウィルスの影響による3年振りの巡行実施、また本体の保存維持また修復新調事業を行う費用も年々増加しており、補助金減額による収入減少も考慮する必要に迫られることとなり、クラウドファンディングやふるさと納税で(厄除け粽の授与や、南観音山オリジナルの品を礼品として授与を行い)協力の案内をされており、その中にもこの団扇ありました。
7/30 までに支払い完了した時点で寄付が成立
そして、宵山には、「屏風祭」と言われる風習があり、山鉾町の旧家では表の格子をはずしたりして、秘蔵の屏風などを飾り付けた座敷を開放する風習があり、前祭の7/14〜16、後祭の7/21〜23に新町、室町、六角通等を歩けば、山鉾町の有志の町屋・お店など、思いもかけない所で屏風祭がみられるそうです。期間中は、灯籠の灯りなどで演出された京町家の夜の情緒も楽しめるということでしたが、私の行ったお昼間も十分過ぎる程です。
皆さんが覗いてる先を物見遊山で見にいったら、こんな感じで、びっくり‼️
「これが、屏風祭なのかも。素敵〰️」と、ため息が出る程でした
こんなお品のあるお家が普通にあるなんて、本当に京都ってすごい
そして、お花の飾り方も素敵で…
敷居や格子の先は非日常の、全く別世界今日はやっぱり来て良かったと、ちょっと感動しながら、今日は、笹巻寿司でも買って余韻に浸りながらお家で夕ご飯を頂こうと。
まだ、改装中で仮店舗での営業をされているいづ重さんへ。
お店の入口にお品書きを書いてくれています。
京都の夏らしい鱧や鮎のメニューも。
仮店舗中は、お持ち帰りのみで、私が伺がった時も2、3人待ってみえました。
今回は、鯖寿司はいただかずに、
左 あじ寿司1,296円(税込)
右 焼鮎笹巻寿司3個入 918円(税込)
アジ寿司は、シマアジを使い、大葉をはさんでバッテラ風に仕上げられたもの。
綺麗な縞鯵下のお写真は、いづ重さんのインスタのアジが見えてるお写真をお借りしました。(私は白板昆布を取らずに食べたかったので、私のお写真だと色が悪く見えてしまうので
)
紫蘇の香りと肉厚のアジがよくあって、鯖寿司とはまた違った少しさっぱりした安定の美味しさです。
夏の川 かじかの鳴く清流を寿司にしようとしたもの。塩焼きにした鮎とフキノトウ味噌を挟み、笹の香を移すよう巻かれたお寿司。
6/1〜9月中旬の鮎の出回る季節だけのお品。
鮎の笹巻き寿司は初体験。…私、どうして今まで食べなかったんだろう
美味しい初めてのお味です。
ちょっと、サンマとかの苦い部分が美味しい的な、大人の味に感じに近いのかしら
少し、ほろ苦い味噌が絶妙に焼き鮎とあって、冷酒があったら、さらにいくらでもいけそう(笑)川のイメージ、ピッタリですこれは、秋までに絶対もう一回食べたい
美味しかったです
電車に乗る前に、いづうさんの稲荷もと、思って大丸京都店さんに行ってみたのですが、残念ながら売り切れてました
でも、笹巻き寿司が残ってました…私が買ったら残り1個になってましたが…
鯛柚の笹巻寿司(1個 税込486円)
個包装されていて、便利ですよね。どこかにお出かけするのに持って行くこともできますものね。
それに、いづうさんらしいうさぎの絵柄が可愛い
綺麗な色の笹です。
天然の鯛と共に、笹、柚の香りを楽しむお寿司。
柚皮と白胡麻を混ぜたご飯の清冽な香りとほのかな渋みを笹の香りが優しく包み込み、さっぱりと涼を感じさせる味わいということ。
お写真でも分かる位、鯛が艶やかで美味しそうではないです私は柚子が大好きなので、このたっぷりの柚皮の香りと、胡麻の食感がたまりません
繊細なお味の鯛にこの笹巻寿司は、爽やかでこの時期にピッタリです。
オンラインでも、販売されており、時間が経つごとに風味が一体となってきて、お手元に届く頃合いが丁度食べ頃になっているそうなのですが、うちの場合は、家族も少ないし、こんなには贅沢だし、個包装されて売られているのは、お求めやすいので、やっぱりわざわざでも買いに来てしまうかも(笑)
もちろん、竹籠に入ったお洒落な感じが素敵で、おもたせなどにいいですよね
笹巻寿司って、夏らしさを感じるのに、涼しさや、川の水を連想させたり、香りをよくしたり…私の中では、美味しさを増す立役者です。
前回の祇園祭の日に引き続き、また今回も笹巻すしを頂いてしまいました。
今日も、京の歴史やお味をいっぱい頂いて、満足
ご馳走様でした。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。