後祭の宵山ですね。
今日も四条の辺りはお祭の雰囲気で賑わってました
先日のブログの、
宵山(前祭)で、蟷螂のカラクリおみくじを引いた後、
急いで向かったのは、こちら
阪急電車の1A出口のすぐ横を流れる高瀬川に沿って北へ歩いて、
少しだけ西に入った辺り。駅からは3分程。
「ゲートホテル京都高瀬川」や「たん熊北店本店」さんの一帯です。
この日は、落ち着いた佇まいのこちらの「瓢正」さんで、ランチ
とっても楽しみにしていたのです
先日、「コロナの影響で、予約のみの営業」と書かれていたので、
今日は事前にお電話いれておきました。
一階のカウンターのお席なら大丈夫ということでしたので、12時からお願いしていたのです。
(ランチは12時~14時)
この瓢正さんは、京都で有名なお店ですが、この瓢箪何か思いつきません?
南禅寺の瓢亭さんの瓢箪
実は、京都の名料亭「瓢亭」で修業された先代が"瓢"の一字をもらって、
昭和27年に「瓢正」さんを開かれたということ。
お店にはあちらこちらに瓢箪のモチーフが
瓢正さんには、何年か前にお知り合いの方に、ランチで連れてきて頂きました。その時は、入口横の階段からお二階に上がらせていただいたので、よく見てなかったのですが、とてもこぎれいなお店です。
瓢正さんは、ノーベル賞作家の川端康成氏が通われていたお店で、瓢正さんの笹巻ずしは、同氏の小説「古都」にも登場しているほど有名で、お店で頂く以外にも手土産や、お家へのお土産としても、京都の方には馴染みのあるお品。
以前に頂いた時に美味しくて、また頂いてみたかった、
笹巻ずしが食べられるから
その笹巻ずしはこちら
笹巻ずし(お吸物付) 税別2,600円
とっても涼しげな笹巻ずし。
笹に巻かれた姿も綺麗なのですが、
笹を開けた瞬間、思わず声が漏れそうでした。
綺麗本当にその一言
鯛が透き通って、木の芽がうっすら目に映ります。
フワッとしていて、しめ具合というか、塩加減というか、私の拙い語彙力では表現が難しいのですが、とにかく美味しい
ひと口で食べられなかったのですが、簡単に噛み切ることができ、人前でもきれいにいただけました(笑)
お吸い物は、京都らしく超薄味ですが、中の白身が塩味が付いていて、身が柔らかくて、美味しい
とってもシンプルなお料理だからこそ、見せるのも、調理も難しいと思うのですが、こんな私にも分かるくらい特別感を感じられるお品でした
デザートに小夏の綺麗なゼリーを出していただけました
さっぱりして甘くて、冷たくてこの時期にピッタリのデザート
とにかく、何を頂いても美味しかったです
ランチにしたらちょっと贅沢なお値段かもしれませんが、私はそれ以上に素敵な時間を頂けました。
私達の話に加わって、気さくに色々お話してくださったご主人のお人柄も素敵で、やっぱり伺って正解でした。
ご主人には、以前にお邪魔したことがあることは、言えませんでしたが…是非また伺いたいです。
笹巻ずしの他にも、食べたいものがあるので…
次は、ミニ会席(5,600円)をゆっくりとお酒でも頂きながら…なんて贅沢を考えてます(笑)
私の食べてみたいお品が、多分会席だと入ってそうなのです
美味しいお食事を頂いて元気が出たので、この後船鉾から食後の運動開始です
京都はこんなすごい歴史のあるお店が、ごくフツーに路地にこじんまりとあったりして、一般の私達にも行くことができる。
それも、そんなお店が行ききれない程、沢山あって…
やっぱり京都にはかなわないなぁと再認識した一日でした
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。