旦那の病気と自分の病気 ① | JJブラザーズ@マイアミビーチ

JJブラザーズ@マイアミビーチ

12/14/2012 0:15am
ジェイ君虹の橋へ。
11/30/2016 5:21pm
腎臓がんで旦那さんジェイの元へ。
難病指定の視神経脊髄炎、横断性脊髄炎など持ってますがトリマーやってます。旦那さんから託されたジュニアと共にサウスフロリダで面白楽しく何とかenjoyしてます。


<たまにはまとめておこう>



旦那と結婚して1年後にはトリミングのお店を
マイアミビーチで設立してた。

幸い宣伝をしなくても大繁盛で
従業員たちにも恵まれた
日月の休みも給料、会計などなどやって
毎日あたふたと過ごすこと10年間。


好きなことだから楽しかった。

マイアミビーチで犬といえば私/旦那=お店


買い物に行くだけでお客さんと必ず合ってしまう。


2016年


なんか疲れてきたな


旦那と話し合いお店を売りに出してみた。
売れなきゃこのまま
売れたら半リタイア

『人生はじめての大きな賭け』


1ヶ月もしないで値切り無しにささっと売れてしまった。


ここから私と旦那との半リタイア生活。
やりたい事だらけ。


がむしゃらに働かずのんびり行こうという
半リタイア計画。


同じフロリダ州だけど
マイアミビーチからは5時間くらい離れたど田舎に
引っ越した。
買い物に行っても誰も私達を知らない場所へ。
犬3匹も連れて。

そんな場所で二人だけでのんびりと仕事が出来る
お店も作った。


さぁ これから!!!

半リタイア生活楽しもう〜


引っ越して3ヶ月目


旦那さん 『血尿がすごい、、、』
私 『犬と一緒でストレスじゃない?』
旦那さん 『、、、、、。。』

↑まったく甘く見てました

突然やってきた血尿
犬がストレスで血尿起こす場合とはかけ離れてると
言うので見せてもらいました。

私 『ギャー、、、、、』
びっくりし過ぎで言葉も出なかった


知らない土地で泌尿器科系に電話しまくる


予約は3ヶ月後

リタイヤした人が多く住む街だったから
泌尿器科は混雑してるらしい


とりあえず近くのクリニックに行った。
泌尿器科の予約を待ってる間三回くらいいったかな

この薬が効かなきゃ、じゃあこっちの薬でって。


どの薬も効かず(今思えば効くわきゃなかった)
血尿が酷くて顔色が悪く体力もなくなっていく
旦那さん。

予約の1ヶ月前くらいに怒鳴りの電話したよね


そしたら明日こいって


そこから私の人生ひっくり返った


1. 泌尿器科に行く

2. 翌日の朝、泌尿器科の先生から電話があり
今すぐに〇〇病院に来ないと
いつその場で死ぬか分からないと言われる
僕はその病院で待ってるから今から来なさい

3. そのままその〇〇病院に入院

4. 検査しまくり腎臓がんステージ4と告げられる

5. その〇〇病院で先生が手術の予定をたてる

6. 手術当日、手術は自分には無理だから
大学病院にと転送される
(家から片道1時間、往復2時間)

7. そこの先生に手術は無理と告げられる

8. その翌日その先生から電話があって
やっぱり手術をしてみたいと言われ旦那は
お願いする

9. 手術日

10. 唐沢寿明の白い巨塔と同じになってしまった
開腹したのに手がつけられずにそのまま
閉じるという

11. ガンの専門医と合う

12. 巨額な薬が審査に通った

13. 少しでも小さくなれば再手術も夢ではないと
少し希望
実際は、副作用が強すぎてその後も
何十回との入退院を繰り返す



そんな頃だね


旦那がICUに入院してたとき
咳をしてる人ナースが多くて
旦那も風邪気味になった。

旦那の風邪が良くなったころに
わたしがうつってしまった。


2016年 11月のはじめ


今でも覚えてる

アメリカ大統領選挙

ヒラリーかトランプかと大騒ぎだった頃
わたしはゴホゴホ咳が止まらず鼻水も止まらず
熱が出ないだけまだ良かった

病院いって薬もらったり注射してもらっても
何も一向に効いてくれない

ここで私が倒れる訳にはいかないと
2週間弱がんばってたけれど


とある日
首の後ろが熱湯をかけられたかのように
熱くて激痛
痛みに強い私があまりの痛さに
泣き叫ぶ
旦那の家族が病院務めだったので
彼女に向かって真夜中泣き叫ぶ
翌日、両足が痺れてて
まともに歩けない


旦那は入退院繰り返していたけれど
たまたまその時は家にいた


救急いかなきゃ駄目だけど
必ずすぐ帰ってくるからと言い残し
旦那と犬たちを残して救急に運んでもらった

幸い、旦那の妹たちが家に向かっててくれてた。




救急で足が痺れてる、まともに歩けないって
言ったのにもかかわらず

点滴だけして放ったらかし状態の私に
帰っていいよーって先生


私 『トイレにも歩いて行けずにナースにヘルプ頼んでるのに帰れって原因はなに?』
『車椅子で帰れって言ってんの?』
起こった口調で言った

先生 『え??? 足が痺れてるの?歩けないの?』

私 『そうじゃなかったら救急なんて来てない』
『カルテちゃんと見てよ』


先生 『あ、、、 あなたは帰れませんね』


そして神経科の先生たちが数人来た


なんてことだろう
私の入院が決定しちゃった



この日を堺に私の病状がどんどん悪化していく


二人部屋でね

100歳のおばーちゃんだったの
おばーちゃん元気よく喋る人でね
家族もいい人たちで。
100歳の人と同じ屋根の下で寝れるの幸せ〜
って言ったの覚えてる。


その日に撮った写真

『足が動かなーい』




ほんとに動かなし感覚ないし
不思議だった


トイレ行くのにわざわざナース呼ぶの面倒だったから
つま先立ちで壁についてる棒を握りしめて行ってた
そもそも部屋にトイレあるし
ベッドから5歩くらいだったしね

そんな様子を見てた100歳のおばーちゃん
『あなた大丈夫なの?足動かないの?』
って聞いてくれてたな


長くなったけど
私と旦那の病気ストーリー①でし

つづく