考えて考えて。

考え抜いたその先に。



少し、自分の心と距離を置いてみる。

主観的になりすぎて、色んなことを見失ってしまうから。

暴走しすぎて、止まらなくなる前に歯止めをきかせる。



客観的に自分の心を見てみる。

自分本位になっていないか。

相手のことをちゃんと考えているのか。



たまに、考えすぎてパニックを起こす。

正しいことと間違ったことの区別がつかなくなって。

もう、どうしたら良いのか分からなくなりすぎて。

平気で相手を傷つける言葉を吐き捨てる。

大切な人をいつも犠牲にしてしまう。



そのうち涙が止まらなくなって。

悲しい原因が分からなくて。

自分の気持ちと正反対な気持ちとがぶつかり合って。

息が上手く出来なくなる。

一種のヒステリー現象。



そんな中で。

ある一線を越えると。

涙が嘘みたいに、止まる。

泣きじゃくって熱い頭が、スッと冷える。



心が自分自身を守るための最後の手段。

全身全霊の力を使って。

全部全部、引き出しの奥にしまいこむ。

はち切れんばかりになっていても。

無理矢理押し込んで、鍵をかける。



そうすると、しばらくの期間の間落ち着く。

本当は、パニックになっている自分を部屋に閉じ込めただけなのだけれども。

一番冷静な自分に入れ替わる。

そうしないと、壊れてしまうことを知っているから。



まだ、大丈夫。



心の傷は増えるけど。

心が死んでしまうよりは、全然マシ。





凄く凄く、申し訳ないことをした。

せっかく久しぶりの返事だったのに。

でも、ごめんね。

そうしないと、自分が自分じゃなくなりそうになったの。

そうなったら、もっと酷いことを言ってしまいそうだった。

それは、一番間違ったことだと思うから。


でも君は、そんなあたしの考えにきっと気づいているんでしょうね。

やっぱり、君に嘘はつけないんだね。

一応隠してるつもりなんだけど、無意識なのかな。


でも、今は少しだけ、こんな「あたし」に会ってください。

一番暗くて弱くて汚くて情けない「あたし」だから。


君は、こんなあたしでさえも。

受け止めることが出来るのでしょうか。

頭の中が今まで以上にこんがらがっている。
体調に及んでくるこの繋がりが恨めしい。


以前に宣言した事を優先すべきか。
現在感じたことを実行するべきか。
今のあたしの頭はそればかり考える。


想い過ぎる。
想い過ぎて、本音が気遣いの影に隠れてしまう。
自分の事を後回しにするのは、やっぱりいつも通りのあたし。


夢を邪魔しているような気がする。
勝手な思い込みかもしれないけど。
違うとはっきり言える確信もない。


邪魔をしたくないから。
自分の気持ちを押し込めるしか方法が見つからない。
大切だからこそ。
本人も大事だし、その人の夢も大事なんだ。


そう考えると。
自分が今までそうすると宣言したことが。
どう考えても邪魔にしか思えなくなってきて。
その事実が悲しくて。


結果何も今出来ない状態。


メールを返すのは面倒だろう。
何通も来るのは鬱陶しいだろう。
会う為に時間を割くのは妨げだろう。
予定を取り決めるのはもどかしいだろう。


想いが毎日募るせいで。
その想いが迷惑だなって思うようになって。
何も出来ない。


何も出来ないから、距離が開くような気がして。
それが辛くても、どうしたらいいか分からなくて。
でも止まらなくて。


大丈夫。
って言いたい。

ほんの少し前までは、もっと明るい未来があるって。

幸福に満たされながら、笑っていた。

どんな困難だって、きっと乗り越えられるって。

そうやって信じていたんだ。



今じゃその気持ちも空回り。

こんなに苦しむあたしがいたなんて。

過去のあたしは今をずっと知らないまま。



あの時、君を知らなければ。

この胸の痛みを知ることもなかったでしょう。

あの時、君に出会わなければ。

こんなにも会いたいと願うこともなかった。



寂しい夜も平気だって、君の前では容易に笑ってみせるよ。

だけど、バイバイって背を向けたあたしが。

君に見せたことのない顔で。

涙を零しているなんて、知らないでしょ?



本当はいつだって、強がってるだけなんだ。

だけど、気づいて欲しい気持ちは。

いつだって、気遣いの影に隠れてしまう。



あの時、その笑顔を見なければ。

困る顔を見たくないと思わなかった。

あの時、その声を聞かなければ。

あたし以外を呼ぶ声は気にならなかったのに。



今の自分を楽にしたくて。

過去の自分を否定するけれども。

だけど、その心を開けば。

本音はとても単純なんだ。



でも、その本音は今日も。

心の奥にしまったまま。