最近どんなことをしても、心が満たされない。
どんなに楽しいことがあっても。
どんな歌を聴いても。
心が渇ききってしまっている。

苦しいのか、辛いのか、悲しいのか、悔しいのか。
分からない。

ただ、日が経つにつれて、隙間が増えていく。
ひとりぼっちな心。


独りよがりは辛い。

必要としてるのはこちらばかりで。
相手にとっては、いてもいなくてもどちらでもいい。
大切にしてるのは自分ばかりで、自分は大切に扱われない。
願いは何も叶わない。

それでも、人間が好きで。
でも、何度も傷ついて。
それでも、心は人間を求める。

渇いて何も無い大地に降り注ぐ一滴を待ち続ける。

それでも、大好きなんだ。

信じれば信じるほど、寂しくなる。
信じた時に限って裏切られる。
それが何より辛い。

叶うことの無い約束をされるのが、何より寂しい。

裏切られるなら、突き放されるなら。
初めから信じさせないでくれればいいのに。
最近なにかと我慢するようになってしまった。

それは、今後の自分にとっては、とても大事なこと。
心も身体も気持ちも感情も。
いっぱい、いっぱい、我慢せんといかん。

本当はたった一つ。
言いたい言葉がある。
本当はたった一つ。
聴きたい言葉がある。

でも、きっと言わない。
言えない。
言ってしまうと、綻びからポロポロと零れてしまう。
頑丈に作った鎧が壊れてしまう。

頑丈だけど、脆くしたい鎧。
待ってるのは聴きたい言葉。
でも、その言葉を言ってくれる人なんているのだろうか?

まだまだ平気。
カギはまだ壊れてないから。
まだ、押し込められる。
小さく畳んで、詰め込んで。
今も上から押さえ付ける。
今日がまた終わっていく。
何気ない毎日が。
いつもより楽しい日が。
少し大変な一日が。


一つ、また一つと。
そうやって心の引き出しにしまい込んでいく。


奥の方に。
手が届きにくくなるぐらいまで。
色褪せることを通り越して、入れたことすら忘れる程に。


そして、ノートに並べた単語を一つずつ塗り潰す。
黒く黒く、何度も。
字の輪郭も失くなるぐらいに。


もう、寂しいなんて言わない。
言ったって、どうせどうしようもないんだから。
何も変わってくれないんだから。


綿糸で自分の首をゆっくりと絞めるように。
心の感情を無に向ける。


思っても何もかえってこない。
じゃあ、いなくなっても、別に平気だよね。
寂しいのは自分だけだ。
傍にいたいのは自分だけだ。


誰の心の中にも、一番になれない。
あたしには一番がいるのに。
誰の大切にもなれない。


悲しんでも誰も悲しんでくれないから。
いっそ、寂しいも悲しいも捨ててしまおう。
苦しんでも誰も助けてくれないから。
いっそ、泣くのも助けを呼ぶのもやめよう。


初めから何も思わなければ、傷つくこともない。
あたしが我慢すれば、それだけで済む。


そうやって並んだ希望を、黒く黒く変えていこう。