たまに。
そう、本当にたまに。
過去に通り過ぎてった人の事を思う。
今も元気にやっているのだろうか。
毎日楽しく過ごしているだろうか。
前よりも笑って過ごしているだろうか。
そんなことばかり思う。
あたしは、きっといっぱい傷つけたから。
あたしの我儘に振り回されて、意固地に悩まされて。
素直じゃなくて、困らせてばかりだったから。
しなくてもいい、しんどい思いを沢山しただろうから。
いつまでも、自分だけが悪いと思わなくていいんだよ。
きっと、相手にも悪いところがあったとも思うから。
一方的じゃなくて、お互いに悪いところがあったんだよって。
優しい人たちは言ってくれるけれども。
それでも。
今でも、あの時のように笑って会えない。
自然に笑えなくて、きっと困った笑顔になるだろうから。
今でも中々会えないまま。
あんなに大切だと思っていたのに。
大切なのに、傷つけた。
それが今でも心に引っ掛かって。
たまに、どうしようもなく、申し訳ない気持ちになる。
だから、いつでも祈るしかない。
隣で幸せにしてくれるのは、あたし以外の人で。
あたしと過ごした時よりも、幸せでいてくれますように。
苦しかったことなんか、綺麗さっぱり忘れてしまって。
もっと、その人のために考えてあげてほしい。
あたしなんか、いなかったと思ってくれればいい。
それは、寂しいことなのだけれども。
置いてけぼりにされたような気持ちになるから。
でも、記憶にあるせいで、その人の邪魔になるのであれば。
忘れてもらったほうがいい、と思うから。
忘れられることは、辛いことだけれど。
きっと、その方が良い。
だから、見えない所で、祈る。
どうか、どうか、前よりも幸せに。
そうやって考えるということは。
カタチが変わっても、「好き」だということ。