まずこの記事
なんかおかしくねー?
要はね、これらの風潮は、
転売して高く売っちゃいかん!
という事。
なんでいかんの?
まっ世の中にはいろいろな法律があって、許可や資格なく売っては行けないモノや、ダフ屋行為の様にチケット等の特定場所での転売が禁止されてるものもありますが、原則、世の中の物販の大半は転売でしょう?
転売っていう言葉
『一方から購入したものを、さらに他の人に販売すること』
だそうです。
つまりモノを売るっていう行為じゃないですか。
これ、言わば商売の基本、いろはのいですよ!
モノを仕入れて、利益分を価格に付けて販売して世の中回ってるんでしょう?
高額で売っちゃいかんの?
んな訳ないでしょ、商売してる皆さん売れるものでしたら出来るだけ高く売って儲けたい。
それが商売じゃないですか。
何にも悪く無いでしょ。
あっぼったくりバーのそれとは違いますよ。
あれは、安いと言いながら米粒みたいな小さな字で高額条件を読めないところに書いてあったり、メニュー価格の桁を誤魔化して請求時に法外な値段を提示するやり口でしょ?
転売は売り手の価格に買手が合意して成立した商行為ですから、正当なんです。何にも悪くないんです。
価格を高くなるのは当たり前
中学校で習いませんでした?
下の図。^_^
なので、高額になるとマジかとは思えど自然の理なんです。
寧ろ、転売叩きが違法!
そりゃそうでしょう?
お店の軒先で、
「なんで高いんだ!ここは高いからみんなも買うなよ!」
と店の前で騒いでるのとおんなじ。
完全営業妨害です。
これ、
威力業務妨害に該当しますよ!
刑法233条
虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又は業務を妨害した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
刑法234条
威力を用いて人の業務を妨害した者も、前条の例による。
じゃ、どうする?
実に簡単、
こんちくしょう、買うか!
そうこれだけ
そうです。
高いと思ったら買わなきゃいいんです。
勘違いしないで欲しいのは、高額で実勢価格を軽々超えた価格設定をする転売を支持してる訳ではありません。寧ろ、あからさまな儲け主義で心ないなぁとも思います。
けどね、商売は自由です。それを自分の意に反した価格で売ってたからと言って感情のまま叩くのはや◯ざと同じ。
なので、
皆さん、しょうも無い叩き合いは今日をもってやめましょう!
メルカリやセブンイレブンが規制する理由
じゃぁなんで、メルカリやが売り手に規制するかと言うと、ブランドの維持の死守なんです。
特にメルカリなんてほぼ転売マーケットでしょ?
正統な商売は自由なんだけど、この様な心ない、自分こそ正義と思っている勘違い野郎による炎上や恣意的なメディアの炎上焚きつけによるブランドの失墜を恐れているんです。
別に支援してないけど儲け主義を後押ししてる様に糾弾され、飛び火してくる事を恐れての動きです。
国民生活安定緊急措置法
今回、マスクについて指定する動きがありますよね。
「国民生活安定緊急措置法」でトイレットペーパーの転売は禁じてる様な事を書いてる記事がありますが、本当なんでしょうか?
ちなみに国民生活安定緊急措置法とは、本当に国民に広く日常的に必要な物資を政府が安定的に市場に供給出来る様定めた法律です。
正しく目的を記述するとこうなります。
この法律は、物価の高騰その他の我が国経済の異常な事態に対処するため、国民生活との関連性が高い物資及び国民経済上重要な物資の価格及び需給の調整等に関する緊急措置を定め、もつて国民生活の安定と国民経済の円滑な運営を確保することを目的とする
これは第一条の条文です。
中身を見ると、本当に必要な地域に売り渡す事が出来たり、指定品に標準価格を指定してそれを超えて販売すると超えて儲けた分は追徴金を命ずる事が出来る法律らしいです。
4品目と呼ばれるものは、灯油、液化石油ガス(LPG)、ちり紙(今で言うティッシュ)、トイレットペーパー。
これらも時限的な指定で、どうも、1976年5月1日にトイレットペーパーは指定から解除されている様ですので、トイレットペーパーを平時の実勢価格より高く売ろうが法律違反では無いんです。
つまり指定品目はとっくに解除されてるので、そんな無知な議論は放っておきましょうって事ですね。
基本、自由市場が原則ですからね。いつまでも規制はできません。
こういう法律を持ち出す前に、商売は、社会良識を持ってやりましょうって事ですね。
もうただそれだけ。
そうしないと勿論、売手は総スカン食いますよね。
まとめると
・転売は原則自由
・価格決めも自由
・高額転売は自由だが社会的良識は最低と見なされる
・高額商品を消費者は買わないという権利がある
・正当な商売へのネットでの叩き、炎上行為はその人達が刑法違反になる可能性がある
・高額転売には相手にせず放置でいきましょう
アディオス!