MB SLC180Sports
うわー、買って、買って、買ってー
だって、みんな持ってるんだもん!
と、駄々こねても無駄。
あー、東京モーターショーにT-Roc持って来ないかなぁー
さて、本題。
ガソリン添加剤の効能は言うまでもありませんが、実際は、よくわからないと言うのが1番正解に近いです。それは、肯定的、否定的そのどちらの意見も全くあてにならいものだからです。
肯定派のご意見
・吹け上がりが良くなった
・アイドリングの不安定さが無くなった
・振動が静かになった
・匂いが良くなった
※よっぽど臭かったのか!
・燃費が、X km/L位良くなった
※これが1番胡散臭〜
・明らかに、効果があった
※だから、何が?
・とにかく、効果があった
※だからさー
上には全て、(気がする)が入ります。
と、まぁ様々です。
否定的な意見は、上記意見を持って、
プラシーボ効果っていう、言葉の意味もよくわからないモノで片ずけてしまってます。
これは、製造、販売している側にも多分に責任があると思います。
客観的な、実車の改善データ一つも示せないのですから。
この議論を収束させるには、結局は、次の二つの事象の客観的説明が出来るかに尽きます
ガソリンの劣化条件は?
ガソリン添加剤が謳っている、ガソリン劣化による不純物の除去ですが、その前提であるガソリンの劣化がどれくらい進行するのか。
あの、前回お見せした動画で見た様な不純物が本当に実車の中で発生するのかと言う事です。
まさかよくある、家庭用洗剤のCMの様な動画におぉーと言って効果すげ〜と思う人も稀だと思うのですが。
例えば、ガソリンを1ヶ月そのまま
それ以降は補充〜消費の繰り返しで、
3か月、半年くらいのガソリンの劣化を確認。
こんな実験をやって見ると不純物が出るか明白ですよね。
また、平均的な消費サイクルでは、劣化がほとんど発生しないとしたら、そもそも添加剤を使う必要は無いと言う訳です。
カーボン除去
エンジン内のカーボン(スラッジって言うの?)付着の除去。これが、最大の論点になるのですが、仮にカーボンがエンジン内に付着したとして、そのガソリン添加剤でどこまで除去可能なのか?
一つの実証実験の紹介記事がありました。
よくある、フライパンやレンジ周りのしつこい油汚れ落しのCMと似て、やはり、実際その状態に近いのかどうかが不明です。
と言う事で、完全否定出来ないし、手放しでの評価出来る材料もありません。
一回、この夏の長距離旅行で試してみるかというのを断念したのも、何の評価も出来ないという結論に至ったからです。
ハイオクにも洗浄剤
各社のハイオクにも入ってる様で、いい悪いの風説が飛び交ってます。
まずは、各社入れ比べして見ても良いと思いました。
でも、データ比較出来ないので無駄なトライになる公算大でしょう。
安い?
一本1,500円で、パサートの場合、約60Lですから、通常ガソリンに25円/L増しです。
そういう見方だとメチャ高いです。
例えば、添加剤と同じ効果と謳って、25円/L増しのハイオク買いますかという事です。
本当に効果があるなら
不純物が溶けるのですから、オイルも汚れてしまう可能性ありますよね。
オイル交換前の走行が、正しい使い時かもしれません。
まとめ
ガソリン添加剤は、多分麻薬です。一度使ったら次も、使いたくなり、結局やめられなくなりますね。
と、面白くも何ともない結論になりました。
本日は、この辺で。