coarato  見えない手をつないで

coarato  見えない手をつないで

シングルマザー歴16年。子育てと仕事に励む中、最愛の娘を突然亡くしました。今も揺れる心を言葉にしています。

ただまた会えると信じて。

大切な娘を突然亡くし、深い悲しみの中で、気持ちの整理もつかないまま始めたブログです。
日常のこと、彼女との思い出、そしてこれからの生き方。

書くことで心を保ち、少しでも前に進めるように記録していきます。
同じように大切な人を亡くした方に届けばうれしいです。

あの日から、世界の見え方が変わった

 

 

 

「あの日から、世界の見え方が変わった」 急がなくていい、と気づいた日

 


 

言葉が出なくなったとき、心は何をしているのか

 

昔の私は、いつも少しだけ急いで生きていた気がする。

 

周りに遅れないように。
もっと頑張らなければ。
ちゃんと前に進まなければ。

 

知らないうちに、自分をそんなふうに追い立てていた。

 


 

 

あの日から、私は止まることを覚えた。

 

何も生み出さなくてもいい日がある。


ただ今日を生き延びるだけで精一杯な日が、ある。

 

以前の私は、そんな時間を認められなかった。
立ち止まることを、どこか「負け」みたいに感じていたんだと思う。

 

でも今は違う。


人にはそれぞれ、歩く速さがある。


止まりたい時期だって、きっとある。

 


 

 

もうすぐ1年と2ヶ月が経つ。

 

だいぶん落ち着いた、と思う日もある。


でも全然落ち着いていない、と気づく日もある。

 

言葉が出ない日がある。


自分の状態が分からなくなる夜がある。

 

これは自然なことなのか、とふと不安になる。

 


 

 

少し前に知ったことがある。


深い悲しみは、言葉という小さな枠組みには収まりきらないものらしい。

 

「悲しい」「つらい」という言葉すら、実際の胸の痛みに比べたら、あまりに軽く感じてしまうことがある。

 

言葉が出てこないのは、心が壊れているからではない。


それほど深く、大切に、誰かを想っているからだ、と。

 

そう知ったとき、少しだけ、自分を責めるのをやめられた気がした。

 


 

 

 

知識で自分を整理しようとすること。
いつからだろう、と思う。

 

そうだ。


L菜を亡くしたあの日からではなかった。

 

自分が苦しくて、これでいいのかわからなくなった、
あの日からだ。

 

嵐の中にいるとき、人は地図が欲しくなる。


なぜこんなに苦しいのか、理屈で整理できれば、
感情の濁流に飲み込まれずに済む気がして。

 

ずっと、そうやって自分を守ってきた。

 

なぜこんなに苦しいのか。
なぜ涙が出るのか。
どうしてこんなに言葉が出てこないのか。

 

理屈で自分を納得させようとしないと、
感情の濁流に飲み込まれてしまいそうで、怖かった。

 

でも夜中にふと、どうしようもない気持ちが来る。


「一目だけでも会いたい」という、ただそれだけの本音が。

 

知識も理屈も関係なく、ただそれだけが、本当の心なんだと、最近思う。

 


 

分からなくていい。


今の自分を全部理解しなくていい。

 

荒野を歩きながら、時々道しるべを見て安心して、
また歩く。それでいい。

 

急がなくていい人生があること、を、
私はあの日から、ようやく知った。

 


 

L菜へ。

 

 

「荒野を歩いていても、L菜のことを思うと、なぜか足が前に出る。

「会いたい」という気持ちを、宝物みたいに大切に持ち続けて、歩き続けてきたからかな。

これからも、これがあるから歩けるのかな....。」

 


 

 

グリーフ×自律神経×生活グッズです照れ

 

 

 

グリーフの日々を、静かに支えてくれたもの

 

グリーフ期は、心だけでなく体も限界になります。 眠れない、食べられない、外に出られない。

そんな日々の中で、気づいたら手が届いていたものを、ここに残しておきます。

特別なものではなく、ただそばに置いておけるもの。 

ひとつでも、誰かの「これならできる」になれば。

 


---

 

① お線香(白檀の香り) ——香りと、気持ちの落ち着き

 

香りは、言葉よりも早く気持ちに届く。 

白檀の静かな香りは、自律神経をそっと整えてくれると言われています。

 

火をつけて、ただそこにいる。 それだけでいい時間が、確かにある。

L菜とつながっている気がして、今も毎日焚いています。

 

▶ 香樹林

 


---

 

② 抱き枕 ——睡眠と、自律神経

 

眠れても眠れた気がしない夜が、長く続きました。

 何かを抱きしめる感覚は、体を落ち着かせてくれる。

それだけのことが、夜を少し変えてくれました。

ぬいぐるみでも、枕でも、形はなんでもいい。

ちなみに無口な息子の一人暮らしにも、こっそり送り込みました。母の静かな作戦です。

 

▶ ねむねむプレミアムクッション

 

 

 

 

 

--

 

③ ソーラーこうペンちゃん ——L菜との記憶

 

光に反応して、ゆらゆら揺れる。 L菜が大事にしていたものです。

今もそこにいるような気がして、眺めているだけで少し息ができます。 揺れるたびに、L菜が「見てる」気がしています。

 

▶ ゆらゆらソーラーフィギュア

 

 

 


---

 

④ ウイッグ ——外出と、気持ちの切り替え

 

身支度をする気力がない日は、本当にある。

 でもウイッグをかぶるだけで、「出かけられる自分」になれることがある。

それだけで十分な日があることを、この1年で知りました。

 

いろいろ試して、今はブライトララさんのものが一番しっくりきています。

これをかぶって出かけた日は、少しだけ遠くまで行けた気がしました。

 

▶ フォギーロングレイヤー

 

 

 

 

---

 

 

⑤ 電気毛布・ホッカイロ ——体温ケアと、自律神経

 

体を温めることは、自律神経を整える一番手軽な方法だと思います。

 

寒かった冬を、電気毛布に支えてもらいました。

 外出先ではホッカイロを。貼る場所によって、じんわり効いてくる感覚が違います。

 

▶ ホッカイロ 貼るタイプ(/電気毛布)

 

 

 

 


---

 

⑥ 筋膜ローラー ——体ほぐしと、自律神経

 

グリーフ期は、気づかないうちに体に力が入り続けています。 

 

ローラーでゆっくりほぐすと、体だけでなく気持ちも少しゆるんでくる。

 

出かけることが嫌になった、整骨院にも行きたくない私の、静かな相棒です。

 

C菜も気に入って使っています。

「小さいほうが細かくほぐせる」と言っていました。

娘に教わる日が来るとは思っていませんでした。

 

▶ トリガーポイント グリッドローラー

 

 

 

 

 


---

 

⑦ りんご酢 ——小さな習慣と、継続

 

水か炭酸で割るだけ。それだけで続いています。

何かを「続けている」という感覚が、グリーフの中での小さな安定になる。 負担の少ないものが、長く支えてくれると知りました。

▶  純リンゴ酢

 

 

 


---

 

+ 暮らしの定番 ジップロック コンテナー 480ml

 

冷凍してそのままレンジへ。冷凍弁当は、洗い物も少なくて。 今の生活に、ちょうどいいサイズです。 のんびり暮らしの、静かな相棒。

 

▶ ジップロック コンテナー

 

 

 

会いたくてたまらない夜と、ふふっと笑える朝と

いなくなった後も、続いていく親子の話

 

 

 


 

「学びに変えた」なんて言いたくなかった――それでもL菜が残してくれたもの

 

 

私は時々、考える。

 

あの日がなかったら、私はどんな価値観で生きていたのだろう、と。

 

きっと今とは違う毎日を送っていた。

違う景色を見ていた。

 

それだけは確かだと思う。

 


 

 

 

あの日から、私は悲しみを知った。

 

寂しさを知った。会いたくても会えないということの、本当の意味を知った。

 

でも、それだけではなかった。

 

愛情のこと。

命のこと。

何でもない日常の、かけがえのなさ。

人の苦しみは、外から見えないこともあるということ。

 

気づいたらたくさんのことが、変わっていた。

 


 

 

 

もちろん、こんな形で変わりたくなかった。

 

何も知らなくていいから、何も変わらなくていいから、あの眩しくて騒がしい普通の毎日がよかった。

 

ごはんの支度をして、「お腹すいた」と言われて、「もうちょっと待ってて」なんて答えている、あの何でもない時間が。

 

何十倍も、何百倍も、大切だった。

 

学びなんていらなかった。

 


 

 

グリーフケアの領域では、「意味の再構築」という言葉が使われることがある。

 

喪失の痛みの中で、失った存在が自分の生き方の中に新たな形で根づいていくプロセスのことだ。

 

それは「悲しみを乗り越える」ということではなく、悲しみを抱えたまま、その人と一緒に生き続けるということに近い。)

 


 

 

それでも私は確かに、L菜から多くのものを受け取りながら、今日も生きてる。

 

強制的に連れてこられた「別の世界」で、会いたくて会いたくてしょうがない気持ちを抱えながら、それでもL菜は今この瞬間も、私の見つめる世界を、私の心の深さを、静かに変え続けている。

 

一緒に過ごしたあの時間だけじゃなく。いなくなってからも、ずっと。

 

L菜は今も、私の人生を育て続けている。

 

 


 

 

 

 

辛くて、悔しくて、寂しい。

 

だけど同時に、愛おしくて、誇らしくて、尊い。

 

この二つは、どちらかが本物でどちらかが嘘ということじゃない。

 

同じ深さで、両方が本物だ。

 

「本当に会いたくてたまらない、ふざけるな」って泣き叫びたい夜も、「L菜は私の自慢の娘だよ」ってふふっと微笑む朝も、全部、本物でいい。

 

どれかひとつにきれいにまとめなくていい。

 

そのままでいい。

そう、そのままで....。

 


 

L菜へ。

 

 

「会いたくて会いたくてしょうがない。それでもL菜は、ママの誇りなんだよ。そう、泣きながら、笑いながら。今も、涙を浮かべながらL菜に話しかけるよ。聞こえてるよね...。それでいいんだよね。」

 


 

 

グリーフ×自律神経×生活グッズです照れ

 

 

 

 

 

 

グリーフの日々を、静かに支えてくれたもの

 

グリーフ期は、心だけでなく体も限界になります。 眠れない、食べられない、外に出られない。

そんな日々の中で、気づいたら手が届いていたものを、ここに残しておきます。

特別なものではなく、ただそばに置いておけるもの。 

ひとつでも、誰かの「これならできる」になれば。

 


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① お線香(白檀の香り) ——香りと、気持ちの落ち着き

 

香りは、言葉よりも早く気持ちに届く。 

白檀の静かな香りは、自律神経をそっと整えてくれると言われています。

 

火をつけて、ただそこにいる。 それだけでいい時間が、確かにある。

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② 抱き枕 ——睡眠と、自律神経

 

眠れても眠れた気がしない夜が、長く続きました。

 何かを抱きしめる感覚は、体を落ち着かせてくれる。

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ちなみに無口な息子の一人暮らしにも、こっそり送り込みました。母の静かな作戦です。

 

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光に反応して、ゆらゆら揺れる。 L菜が大事にしていたものです。

今もそこにいるような気がして、眺めているだけで少し息ができます。 揺れるたびに、L菜が「見てる」気がしています。

 

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④ ウイッグ ——外出と、気持ちの切り替え

 

身支度をする気力がない日は、本当にある。

 でもウイッグをかぶるだけで、「出かけられる自分」になれることがある。

それだけで十分な日があることを、この1年で知りました。

 

いろいろ試して、今はブライトララさんのものが一番しっくりきています。

これをかぶって出かけた日は、少しだけ遠くまで行けた気がしました。

 

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⑤ 電気毛布・ホッカイロ ——体温ケアと、自律神経

 

体を温めることは、自律神経を整える一番手軽な方法だと思います。

 

寒かった冬を、電気毛布に支えてもらいました。

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⑥ 筋膜ローラー ——体ほぐしと、自律神経

 

グリーフ期は、気づかないうちに体に力が入り続けています。 

 

ローラーでゆっくりほぐすと、体だけでなく気持ちも少しゆるんでくる。

 

出かけることが嫌になった、整骨院にも行きたくない私の、静かな相棒です。

 

C菜も気に入って使っています。

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娘に教わる日が来るとは思っていませんでした。

 

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⑦ りんご酢 ——小さな習慣と、継続

 

水か炭酸で割るだけ。それだけで続いています。

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静かな家の中に、私の人生のぬくもりがあった

何もしていないように見えた日々が、いちばん大切だった

 

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本当に大切なのは、人から見えない時間だった

 

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昔の私は、もっと分かりやすいものを大切にしていた気がする。

 

仕事。

結果。

人からの評価。

社会の中でどう見られるか。


そういうものを、どこかで「人生の軸」のように思っていた。

 

それが今となっては、少し遠い話のように感じる。

 


 

 

つらさが少し遠のいてくると、今度は別の切なさが来る。

 

あの生々しい痛みが、幻のように薄れていく。


それはつまり、L菜と生きていた眩しい毎日から、自分がまた少し遠くへ歩いてきてしまったということで。


寂しさが消えたわけじゃない。むしろ形を変えて、しみじみとしみこんでくる。

 

「波が引いた」と思ったら、もう別の波の中にいる。


グリーフってそういうものらしい、と最近ようやく腑に落ちてきた。

 


 

 

 

そんな日々の中で、ふと気づいたことがある。

 

本当に大切なものは、案外、人から見えない場所にあるということ。

 

静かに家で過ごす時間。
誰にも話さない想い。
L菜をそっと感じる瞬間。


心が少し落ち着く、ほんの数分。

 

周りから見れば、何もしていないように見えるかもしれない。

 

でも私にとっては違う。その見えない静寂の中にこそ、今の私の人生の本当のぬくもりが、ぎっしりと詰まっている気がしている。

 


 

 

グリーフの研究では、悲しみは「乗り越えるもの」ではなく「持ち続けながら生きていくもの」だと言われているそうだ。


喪失は消えない。ただ、少しずつ、その悲しみと一緒に生きる自分が育っていく。

 

そう聞いた時、少しだけ肩の力が抜けた。


「早く立ち直らなきゃ」じゃなくていいんだ、と。

 


 

 

L菜は目に見える形ではいなくなってしまった。


でも、人から見えないその静かな時間の中で、私は今もあの子と手を繋ぎ直している。

 

「何もしていない」ように見えるその時間が、実は私にとっていちばん大切な時間なんだと、今ははっきりそう思う。

 

人から見えることだけが、人生の価値じゃない。


L菜は、世界の「いちばん大切なものの価値観」を、こんなにも優しく、深く、新しく塗り替えてくれた。

 


 

L菜へ。

 

 

「L菜はね、本当に自慢の娘だよ。優しくて、かわいくて、今もたくさんのことを教えてくれる、世界でたった一人の、私の愛おしいL菜。

ここにいない現実が、どうしようもないくらい寂しくて、悔しくて、涙が止まらなくなる。

でもこの寂しさは、あなたが遺してくれた「愛の大きさ」そのもの。

寂しくなくなる日なんて、来なくていい。ママはね、ずっとこのまま、L菜を狂おしいほど愛し続けるんだ。

いないことを認められないままで……。」

 


 

 

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香りは、言葉よりも早く気持ちに届く。 

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② 抱き枕 ——睡眠と、自律神経

 

眠れても眠れた気がしない夜が、長く続きました。

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⑤ 電気毛布・ホッカイロ ——体温ケアと、自律神経

 

体を温めることは、自律神経を整える一番手軽な方法だと思います。

 

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⑥ 筋膜ローラー ——体ほぐしと、自律神経

 

グリーフ期は、気づかないうちに体に力が入り続けています。 

 

ローラーでゆっくりほぐすと、体だけでなく気持ちも少しゆるんでくる。

 

出かけることが嫌になった、整骨院にも行きたくない私の、静かな相棒です。

 

C菜も気に入って使っています。

「小さいほうが細かくほぐせる」と言っていました。

娘に教わる日が来るとは思っていませんでした。

 

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⑦ りんご酢 ——小さな習慣と、継続

 

水か炭酸で割るだけ。それだけで続いています。

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「L菜から教わったこと」今日があることは、当たり前じゃなかった

      ――ご飯をお供えしたら、うれしくなった

 

 


 

きれいごとかもしれない。それでもご飯をよそった

 

 

 

昔の私は、毎日が続いていくことをどこか当たり前だと思っていた。

 

朝が来ること。

家族と過ごすこと。

何気ない会話をすること。

一緒に食卓を囲むこと。

 

そんな日常が、ずっと続いていくような気がしていた。

 

でも今は、違う。

 

「おやすみ」「また明日ね」という言葉に、保証なんてなかった。

 

今ここにある時間は、奇跡みたいなものだったのかもしれない、と今は思っている。

 

失って初めて気づくなんて、本当は悲しいことだ。

 


 

 

そう書きながら、自分で苦笑いしてしまう部分もある。

 

「こんなきれいごとじゃないか」と。

 

どれだけ深い気づきを得たとしても、L菜を失った現実の前では、どんな美しい言葉も一瞬で白々しく感じることがある。

 

その両方の間で、今も正直に揺れている。

 


 

 

今日は夜勤に向けてゆっくり朝を過ごした。

 

自分のための冷凍弁当を作りながら、ふと思った。

 

「いつもは豆腐のパンだけど、今日はL菜の好きなご飯にしよう。」

 

炊きたてのご飯を小さなお椀によそって、お仏壇にそっと手を合わせた。

 

それだけで、私もうれしくなった。

 


 

 

この「うれしい」は、きれいごとじゃない。

 

L菜がすぐ隣にいて、一緒に食卓を囲んでいるような、そんな感覚が確かにあった。

 

立派な決意も、特別なメッセージも何もない。

 

ただご飯をよそって、うれしくなった。

 

それだけが、今この瞬間の本当のことだった。

 

 


 

 

 

グリーフの中にいると、日常の小さな行為が、思いがけず支えになることがある。

 

心理学では、亡くなった人との「継続する絆」という考え方がある。

 

故人はいなくなるのではなく、形を変えて関係が続いていく、という見方だ。

 

お供えのご飯を前にした「うれしい」は、きっとそういうことなのだと思っている。

 


 

 

 

今夜も外に出る。

 

ウイッグをつけて、仕事の顔をして、笑顔でベッドサイドに立つ。

 

心の中に「寂しい」を抱えたまま。

 

 

でも今朝、L菜においしいご飯をお裾分けした。

 

その温かさが、お守りみたいに背中についてきてくれる気がしている。

 


 

L菜へ。

 

 

「今日はL菜の好きなご飯、よそったよ。L菜が喜んでくれるかな。と思うとうれしかった、ってこっちの話だけどね。
そっちも食べてくれてたらいいな。

今夜も行ってくるよ。

『また明日ね』が約束じゃないって、L菜が教えてくれた。だから今日も、ちゃんとここにいるよ。」

 


 

 

グリーフ×自律神経×生活グッズです照れ

 


 

 

 

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特別なものではなく、ただそばに置いておけるもの。 

ひとつでも、誰かの「これならできる」になれば。

 


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香りは、言葉よりも早く気持ちに届く。 

白檀の静かな香りは、自律神経をそっと整えてくれると言われています。

 

火をつけて、ただそこにいる。 それだけでいい時間が、確かにある。

L菜とつながっている気がして、今も毎日焚いています。

 

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眠れても眠れた気がしない夜が、長く続きました。

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それだけのことが、夜を少し変えてくれました。

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寒かった冬を、電気毛布に支えてもらいました。

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グリーフ期は、気づかないうちに体に力が入り続けています。 

 

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ウイッグに助けてもらいながら、今日も外に出る

「笑っている人が一番必死なこともある|大切な人を亡くして気づいたこと」


 

人は見えないものをたくさん抱えて生きている

 

 

今日も朝、ウイッグをつけた。

 

頭皮のかゆみがひどくなってから、白髪染めもストレートパーマもやめた。

 

でも本当のことを言えば、それだけが理由じゃない。

 

美容室の椅子に座って、鏡越しに笑顔を作って、美容師さんと他愛ない話をする、その一連のことが、どうしてもできなくなっていた。人と関わること自体が、しんどかった。

 

自分のおしゃれに気が向かなくなったのも、同じ頃だった。

 

何を着ても、何を整えても、「だから何なんだろう」という気持ちが先に来てしまって。

 

シャンプーすら、もう使っていない。

 

お湯だけで洗う、いわゆる湯しゃん。

 

素のままの髪は、くせ毛で白髪で、正直、鏡を見るたびに少しため息をついていた時期もあった。

 

でも今は、それが「私の地」だと思うようにしている。

 


 

 

仕事に出るときは、ウイッグをつける。

 

それだけで、不思議なほど「しゃんとした人」になれる。

 

髪って、人をこんなに変えるんだな、と今さらながら思う。

 

鏡の中の自分が、なんとなくきちんとして見えて、「今日も外に出られそうだな」という気持ちになれる。

 

ウイッグに助けてもらっている、と思っている。

 


 

 

ただ時々、ふと思うことがある。

 

「これって、見せかけの自分なんじゃないか」と。

 

内側はボロボロなのに、外側だけ整えて世界に向き合っている。それって、なんだか嘘みたいじゃないか、と。

 

でも最近、そこに少しだけ違う見方ができるようになってきた。

 


 

 

L菜を亡くしてから、私は人の見方が変わったと感じている。

 

以前は、元気そうな人はきっと元気なのだと、そのまま受け取っていた。明るく笑っている人は、きっと楽しいのだと思っていた。ごく自然に、見えているものがその人のすべてだと思っていたのだと思う。

 

でも今は、違う。

 

笑っている人が、一番必死なこともある。

 

普通に生活しているように見えても、心の中では必死に耐えている人がいる。

 

それを、私は今、自分自身で知っている。

 


 

 

グリーフに関わる言葉の中に、「二重の生活」という表現がある。

 

深い悲しみを抱えながら、それでも日常の世界を生きていかなければならない状態のことを指す言葉だ。

 

職場では笑い、帰り道で泣き、また翌朝笑顔で出かける。

 

その繰り返し。

 

誰かに「辛そうじゃないね」と言われるたびに、少し孤独になる感覚。

 

私にはそれが、すごくよくわかる。

 


 

 

だからこそ、今の自分の「ウイッグをつけて外に出る」という行為が、少しだけ別の意味を持つように思えてきた。

 

あれは「嘘」じゃない。

 

頭皮が痒くて、髪は白くて、心はボロボロで、それでも「今日も外の顔で行こう」と、自分の尊厳をかき集めている証拠なのだ、と。

 

質素な素顔の私も、ウイッグをつけてシャキッと立っている私も、どちらも本物だ。

 

どちらも、一生懸命に生きている。

 


 

 

人って、見えているものがすべてじゃない。

 

それは今、誰よりもリアルに知っている。

 

笑顔の裏側に何があるか、「普通」に見える日常がどれだけの努力でできているか。

 

L菜との時間が、私にそれを教えてくれた気がする。

それが、これからも大切にしていきたい感覚のひとつだ。

 


 

L菜へ。

 

 

「見えないものをたくさん抱えた人の気持ちが、少しわかるようになてきたよ。L菜が教えてくれたんだよね。今日もウイッグつけて出かけるよ。これがママの一生懸命。そっちから、見えてるかな...。たまに背中押してほしいな。」

 


 

グリーフ×自律神経×生活グッズです照れ

 

 

 

グリーフの日々を、静かに支えてくれたもの

 

グリーフ期は、心だけでなく体も限界になります。 眠れない、食べられない、外に出られない。

そんな日々の中で、気づいたら手が届いていたものを、ここに残しておきます。

特別なものではなく、ただそばに置いておけるもの。 

ひとつでも、誰かの「これならできる」になれば。

 


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① お線香(白檀の香り) ——香りと、気持ちの落ち着き

 

香りは、言葉よりも早く気持ちに届く。 

白檀の静かな香りは、自律神経をそっと整えてくれると言われています。

 

火をつけて、ただそこにいる。 それだけでいい時間が、確かにある。

L菜とつながっている気がして、今も毎日焚いています。

 

▶ 香樹林

 

 


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② 抱き枕 ——睡眠と、自律神経

 

眠れても眠れた気がしない夜が、長く続きました。

 何かを抱きしめる感覚は、体を落ち着かせてくれる。

それだけのことが、夜を少し変えてくれました。

ぬいぐるみでも、枕でも、形はなんでもいい。

ちなみに無口な息子の一人暮らしにも、こっそり送り込みました。母の静かな作戦です。

 

▶ ねむねむプレミアムクッション

 

 

 

 

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③ ソーラーこうペンちゃん ——L菜との記憶

 

光に反応して、ゆらゆら揺れる。 L菜が大事にしていたものです。

今もそこにいるような気がして、眺めているだけで少し息ができます。 揺れるたびに、L菜が「見てる」気がしています。

 

▶ ゆらゆらソーラーフィギュア

 

 


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④ ウイッグ ——外出と、気持ちの切り替え

 

身支度をする気力がない日は、本当にある。

 でもウイッグをかぶるだけで、「出かけられる自分」になれることがある。

それだけで十分な日があることを、この1年で知りました。

 

いろいろ試して、今はブライトララさんのものが一番しっくりきています。

これをかぶって出かけた日は、少しだけ遠くまで行けた気がしました。

 

▶ フォギーロングレイヤー

 

 

 

 

 

 

 

 

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⑤ 電気毛布・ホッカイロ ——体温ケアと、自律神経

 

体を温めることは、自律神経を整える一番手軽な方法だと思います。

 

寒かった冬を、電気毛布に支えてもらいました。

 外出先ではホッカイロを。貼る場所によって、じんわり効いてくる感覚が違います。

 

▶ ホッカイロ 貼るタイプ(/電気毛布)

 

 

 

 


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⑥ 筋膜ローラー ——体ほぐしと、自律神経

 

グリーフ期は、気づかないうちに体に力が入り続けています。 

 

ローラーでゆっくりほぐすと、体だけでなく気持ちも少しゆるんでくる。

 

出かけることが嫌になった、整骨院にも行きたくない私の、静かな相棒です。

 

C菜も気に入って使っています。

「小さいほうが細かくほぐせる」と言っていました。

娘に教わる日が来るとは思っていませんでした。

 

▶ トリガーポイント グリッドローラー

 

 

 


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⑦ りんご酢 ——小さな習慣と、継続

 

水か炭酸で割るだけ。それだけで続いています。

何かを「続けている」という感覚が、グリーフの中での小さな安定になる。 負担の少ないものが、長く支えてくれると知りました。

▶ 純リンゴ酢

 

 

 


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+ 暮らしの定番 ジップロック コンテナー 480ml

 

冷凍してそのままレンジへ。冷凍弁当は、洗い物も少なくて。 今の生活に、ちょうどいいサイズです。 のんびり暮らしの、静かな相棒。

 

▶ ジップロック コンテナー