こんにちは。
土屋佳瑞です。

研修やセミナーなどで
相手に、じっくりと話を聴いてもらう
体験をしていただくと

「こんなに、ちゃんと話を聴いてもらったことは
 なかった気がする」
という感想が聞かれることがあります。

否定せず、余計なアドバイスもなく
ただ、聴いてもらうと それだけで
気持ちが落ち着き、心が満たされます。
話を続けるうちに
だんだんと考えが整理されていくので

その場で課題が解決、とまではいかなくても
課題に取りくむ力が湧いてきた、
という感想もよく聞かれます。

「聴く」力は本当に大きいので
体感することで、「聴く」ことの価値を
感じていただけるのですが

その感想のあと、次に多いのが
「上司にもこれを学んでもらいたい。
 ウチの上司は全然聴いてくれない」
というものです。


実はこの反応は、
一般社員の方も、リーダーの方も、
管理職の方も、同じなんですよね。

やはり誰でも、まずは
「自分の話を聴いてほしい!」と思うんですよね。


では・・・
相手はどうでしょうか???
相手も同じことを感じているのでは・・??


そういう視点を質問などで得られると
同様に皆さん、ハッとした表情になります。

さらに、上司のほうからは
「あまり部下の話を聴いてあげていなかったなあ。」
という気づきが生まれることはあるのですが

「上司に対してはどうですか?」
と問いかけると
 「え??」とある種驚きの表情があることが多いです。


実は、上司になればなるほど
話を聴いてもらえていない、と感じていることも
多いのです。


「え~~、会議でもいつも上司のほうが
いっぱいしゃべってるやん・・・」
なんて思うことが多いようですが
(実際私も会社員時代そう思っていました)
その時、本当にしっかり聴いてますか??

仮に、目線を合わせず、下を向き、
あいづちやうなづきもせず
わからないことがあっても質問もなく・・。
という反応を部下がしていたとしたら・・。

上司だって人間ですから
「聴いてもらえてない」と感じれば
より声を上げてしまうこともありますよね。


その上司が
「まずは自分から」と気づいてくれればいいのですが
研修を受けた部下が
「上司がこれをやってくれればいいのに」
と思っていても、相手に伝わるわけはありませんね。


上司も部下も、お互いに影響を与え合う関係にあります。

研修で学んだこと、気づいたことを
ここにいない「他人」が実行してくれることを
望んでも効果はありません。

昨日のブログにも書きましたが↓

https://ameblo.jp/coachsakurasaku/entry-12313996503.html
「他人は変えられない」ものですから。


上司だって、聴いてほしいと思っています。
興味関心を持ってほしいと思っています。
上に上がれば上がるほど、
叱られる機会は確かに減りますが、
責任は増え、褒められることはほぼありません。

 




ちょっとした雑談や昨日のゴルフの話を、
5分くらい「聴く」を実践するだけでも
上司の心が整っていく可能性がありませんか??

「まずは、聴いてほしい」
それは誰もが思っていることなのです。


 

土屋佳瑞ブログ
”違いが価値になる” ~ № 1935~
 
 
 
 

 

 

 

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