こんにちは。
土屋佳瑞です。
今日は富山も春らしく
暖かな一日でした。
卒業式シーズンが過ぎ、
いよいよ新年度にむけて少しずつ
あわただしくなっていく時です。
今日は、この春、新に管理職なる働く女性と
お話をする機会がありました。
これまでの成果を認められての
晴れやかな春なのですが
その一方でほんの少し、
小さな不安もお感じのようでした。
その方のことではないのですが
一般的に男性に比べ
女性の場合、管理職になったその本人が
ついつい部下に気をつかってしまう、
というケースがよくあります。
これまで一緒に働いてきた同僚、
メンバーとは立ち位置が変わることは
男性ならそれが当たり前、ととらえるのですが
女性の場合、
ある日から役割が変わったということを
感情的に納得しづらいところがあります。
部下となったメンバーからは
上司となった女性のやるべき仕事が
変わったことがなかなか理解できない。
一方上司となった女性は
部下となった元同僚には成果をだしてもらうよう
関わらなくてはいけない。
役割によってやるべきことが違い、
指示命令も当たり前の感覚の男性に比べ
女性は 役割よりも人、関係性で動くため
心情的に受け入れがたい、という気持ちが
浮かびやすいのです。
そして こういうことを
「どうしたらいいだろうか・・」
なんて一人で抱えてしまいがちなのも
女性の管理職によくあるのです。
なぜなら、
まだまだ女性管理職の仲間が少ないから。
まだまだ、会社の中では
「デキル女性」「期待の女性リーダー」として
“特別な存在”だったりするんですよね。
こんな時、異業種の女性リーダー同士の
つながりがあると心強いですし
コーチという存在も、力になるはずです。
またチームメンバーの時は
コミュニケーションって大事だよね、くらいに
思っていたことでも
自身の立場が変わったことで
メンバーのマネジメントや
自分自身の心の軸をもつことに
コーチングがとても有効だと
気づかれることも多いのです。
働く女性が多くても
女性管理職の数はとても少ない富山。
実力があり、責任感があり、人柄もよく、
会社からの期待を背負って
管理職となる女性リーダーが
自分を責めすぎることなく
イキイキと仲間とともに実力を発揮するように
コーチとしてもっと頑張っていかなければ！！
と改めて気持ちが高まりました。
土屋佳瑞ブログ
”違いが価値になる” ～ № １742～
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