レジ打ちのお仕事がなくなる時代が来たとしても　～№　1717　～

こんにちは。
土屋佳瑞です。

ぽかぽか陽気の一日。
冬場のこんな日は誰もが活動的になるのか
どこへ行っても人でいっぱい。

平日の富山ってもうちょっと閑散としてる
イメージだったんですが(^^ゞ
太陽の力って大きいですね。

帰り道、いつもとは違うスーパーで買い物し、
レジに並ぶと「セルフレジ」のマークが。
最近、徐々にふえているのですが
個人的にはあまり好きではないんですよね。

いつも思うのですが
日本のスーパーのレジのお仕事って
本当に素晴らしいと思うんです。

あの速さ、気持ちのいいリズム。

お肉やお魚、お豆腐などは
かごからかごへ移動する間に
あっという間に別の小袋にいれられ、

様々な形の野菜や飲み物も含めて
瞬時に素材を傷めず、汁もれせず、
持ち運びしやすいベストな配置で
かごに入れてくれるスキルは
いつ見ていても惚れ惚れします。

あれを素人である私がやるとなると…..。
どうしてこんなに
バーコードが反応しないのかしら、と思うくらい
商品をかざしてもあの「ピッ」がなかなか出ない。

なぜかエコバックに入りきらなかったり
入っても安定が悪く
いびつな形で持ち運びにくかったり
帰宅したら食パンがつぶれていたりと
さんざんなんですよね。

個人的には
スーパーのレジの対応、所作って
もう一種のエンターテイメントレベルだと
思うくらいです。

きれいに入れてくれるバックは
車の中で　多少揺れても
中身が飛び出ることもありません。

そのうえで、とても気持ちのいい接客を
してくれるところがほとんどです。

とはいえ、すでに数年前から言われている
「10年後、20年後になくなる仕事」
には　スーパーのレジ係　が表記されています。

確かに、ただ単に購入金額を計算し
持ち運ぶ、という機能だけだったら
わざわざ人手をかけるよりも
自動化したほうがいいですよね。

それに、すでにレジそのものがなく
入店時にスマホをかざせばOKというしくみが
「アマゾン・ゴー」で試験的に始まっているのだとか。
↓↓
http://www.j-cast.com/tv/2016/12/07285539.html

おおおお～。　なんて画期的！！
これだと万引きもなくって合理的です。

ですが。
な～んか、寂しいなあ..と思う私は
20世紀型のおばちゃん頭なんでしょうか(^^ゞ

もしかしたら
プレゼントにはラッピングが大事なように
日常の買い物も、
あれこれとたくさん買ったときは
それを　どう包むか、というところに
ちょっとした特別感を感じているのかもしれません。

実際、コンビニで　何か一つ二つ購入するときは
袋が不要なことの方が多いですよね。
今すぐ使うものばかりですから。

スーパーのレジでは
見事な手さばきで　素材を大切に
扱ってくれる姿そのものに
プレゼントのラッピングのような特別感があって
さらに、そこには会話もある。

だから　帰り道は
これとこれであれを作ろう、
これは明日の〇〇にしよう、と
家事へのやる気が
上がるのかもしれないと感じました。

あくまで個人的な感覚ですが…(^^ゞ

10年後、単なるレジ打ち、
という仕事がなくなっていても
接客を含め　何らかの形で　
残っていてほしいなあ….と思います。

スーパーって、生活そのものですから。

疲れていても、買い物を終えたとき、
「さあ、かえって食事を作ろう！
　おいしいものを食べよう！」
と思える場所で　あってほしいなあとおもうのです。