「答えはクライアントの中にある」というコーチングの仕組みについて、
「え?どういうこと?」と疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。

悩みや迷いを抱える中で、「答えやヒントが欲しい」のに、
「答えが自分の中にある」と言われてしまうと、「え?どうしたらいいの?」ってなってしまいますよね。

この仕組みがよくわかる「他には?」という質問があります。

相手 「好きな映画は何?」
自分 「バッファロー66です。」
相手 「他には?」
自分 「ん~アイアンマン3」
相手 「他には?」
自分 「ん~ん~ズーランダー」

このような感じで、「他には?」という質問を受けると、頭の中で整理がはじまります。

 

他には?

これが例えば会社の部下とのコミュニケーションの悩みだとすると、このようになります。

相手 「その部下の良いところは?」
自分 「ん~計算が早いところ」
相手 「他には?」
自分 「ん~ん~遅刻をしないところ」
相手 「他には?」
自分 「ん~ん~ん~清潔感があるところ」
相手 「その部下の良くないところは?」
自分 「ん~報告がないところ」
相手 「他には?」
自分 「ん~ん~人のことを貶すことが多いところ」
相手 「他には?」
自分 「ん~ん~ん~人の話を最後まで聞かないところ」

このように、「答えは自分の中にある」けれども、質問によって引き出される「自分の答え」があるのです。

相手 「もしあなたがその部下だとしたら、あなたのことをどう思っていると思いますか?部下から見たあなたの良いところは?」
自分 「ん~優しいところ」
相手 「他には?」
自分 「ん~ん~明るいところ」
相手 「他には?」
自分 「ん~ん~ん~経験豊富なところ」
相手 「部下方見たあなたの良くないところは?」
自分 「ん~話が長いところ」
相手 「他には?」
自分 「ん~ん~意見や提案を通してくれないところ」
相手 「他には?」
自分 「ん~ん~ん~ストレートにものを言わないところ」

このように、「他には?」という質問だけでも、普段漠然と感じていた部下への思いや客観視した自分の姿が言葉となって整理されていきます。

この続きをあなたはどんな風に想像しますか?