「違和感」を大事にする | コーチング・ガレージ

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公認会計士、弁護士、中小企業診断士、理学療法士、薬剤師、建築士、経験豊富な企業人のプロコーチチームが執筆するブログ。

今回の担当は、

弁護士×プロコーチの飯塚予始子です。

 

どこにいても…

誰に会っても…

何をしても…

なにか違う…

具体的になにかは分からないけれど、「違和感」がある。

 

その原因を探ろうと、

本やネットで調べたり…

人に会って話を聞いたり…

自分なりに思考を巡らしたり…

色々やってみるものの、この「違和感」の原因は、よく分からない…

 

皆さんにも、こんな経験、ありませんか?

また、こんな経験をしたとき、皆さんはどうしますか?

 

 

若い頃は、勢いに任せて「無視をする」、という選択肢もあったかもしれません。

しかし、無視をし続けた結果、この「違和感」がむくむくと膨れ上がり、爆発する…!という経験をされた方も、数多くいらっしゃいます。

 

こんなとき、私がおススメしているのは、「自分の棚卸し」です。

 

仕事やプライベートを振り返ってみて、

・これまでどおりできていること

・以前はできなかったのに、気づいたらできるようになっていたこと

・気がついたら、いつの間にか疎かになっていたこと

・やってはみたものの、できていないこと

などを、まずは書き出してみます。

 

特に私が注目するのは、「いつの間にか疎かになっていたこと」。

ここを深掘りしていくと、この「違和感」の原因に、出くわすことが多いからです。

 

この時、自分で考えると大きな出来事に目を向けがちですが、ぜひ、生活における細部の出来事まで書き出してみてください。

たとえば、

・名刺を頂いた人にお礼のメールするの、忘れがちだったな…

とか、

・最近、アイロンがけするものを放置しがちだったな…

とか。こんな一場面も、実はとても大事だったりします。

 

その上で、「なぜ、疎かになっていたのか?」を、1つ1つ考えていくのです。

 

 

もし、「自分の棚卸し」をすることができないぐらい、日々の生活に追われていたら…

まずは、今の生活を記録するところから始めても構いません。

朝何時に起きて、何を食べ、どこに行き、何時から何時まで何をして…と、1つずつ、自分の生活を記録するんです。

その上で、自分とは離れた角度から、客観視してみます。

 

違和感」を感じたとき、もしかしたら、あなたの人生のフェーズが一段上がるタイミングかもしれません。

ぜひ、その感覚を、大切にしてくださいね。