今回の担当は、
弁護士×プロコーチの飯塚予始子です。
どこにいても…
誰に会っても…
何をしても…
なにか違う…
具体的になにかは分からないけれど、「違和感」がある。
その原因を探ろうと、
本やネットで調べたり…
人に会って話を聞いたり…
自分なりに思考を巡らしたり…
色々やってみるものの、この「違和感」の原因は、よく分からない…
皆さんにも、こんな経験、ありませんか?
また、こんな経験をしたとき、皆さんはどうしますか?
若い頃は、勢いに任せて「無視をする」、という選択肢もあったかもしれません。
しかし、無視をし続けた結果、この「違和感」がむくむくと膨れ上がり、爆発する…!という経験をされた方も、数多くいらっしゃいます。
こんなとき、私がおススメしているのは、「自分の棚卸し」です。
仕事やプライベートを振り返ってみて、
・これまでどおりできていること
・以前はできなかったのに、気づいたらできるようになっていたこと
・気がついたら、いつの間にか疎かになっていたこと
・やってはみたものの、できていないこと
などを、まずは書き出してみます。
特に私が注目するのは、「いつの間にか疎かになっていたこと」。
ここを深掘りしていくと、この「違和感」の原因に、出くわすことが多いからです。
この時、自分で考えると大きな出来事に目を向けがちですが、ぜひ、生活における細部の出来事まで書き出してみてください。
たとえば、
・名刺を頂いた人にお礼のメールするの、忘れがちだったな…
とか、
・最近、アイロンがけするものを放置しがちだったな…
とか。こんな一場面も、実はとても大事だったりします。
その上で、「なぜ、疎かになっていたのか?」を、1つ1つ考えていくのです。
もし、「自分の棚卸し」をすることができないぐらい、日々の生活に追われていたら…
まずは、今の生活を記録するところから始めても構いません。
朝何時に起きて、何を食べ、どこに行き、何時から何時まで何をして…と、1つずつ、自分の生活を記録するんです。
その上で、自分とは離れた角度から、客観視してみます。
「違和感」を感じたとき、もしかしたら、あなたの人生のフェーズが一段上がるタイミングかもしれません。
ぜひ、その感覚を、大切にしてくださいね。