後悔しています。 | コーチング・ガレージ

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公認会計士、弁護士、中小企業診断士、理学療法士、薬剤師、建築士、経験豊富な企業人のプロコーチチームが執筆するブログ。

こんにちは!本日は、理学療法士×プロコーチ 宮谷美沙 が担当します。

 

 

健康であること

愛情のある人間関係を築いていること

経済的に豊かであること

笑顔でいられること

やりたことをやれていること

 

 

などなど、「幸せ」という概念には、全ての人にとって、ある程度共通したものが存在するように感じています。

 

 

でも、

 

そこへ向かう道は本当に人それぞれです。

 

 

 

 

その理由は、私たちが、生まれ持った身体も違えば、気質も違い、環境も違い、人間関係も違うからであり、

 

 

何より生じる『課題』が違うからです。

 

 

この点において、私たちコーチのような対人支援を行う人間は、

 

 

その人にとっての1つ階段を上るような援助(1つ成長を促すような援助)を出来るかどうかが、とても大切になってくると思います。

 

 

 

 

私には、こんな後悔があります。

 

 

コーチになって、間もない頃のことです。

 

 

電話越しのご相談者様が言いました。

 

 

「今日は、友人と愚痴を言いあって、とてもすっきりしたんですよ。」

 

 

晴れやかな声でした。

 

 

でも、その時私は、

 

 

「愚痴を言いあうのはどうなんでしょうか」

「本当にそれはすっきりしたんでしょうか」

 

 

そんな問いかけをしました。

 

 

とても後悔しています。

 

 

その方の声が晴れやかだったのは、その方にとってそれが良いことだったから。1つ階段を上がったことだったから。

 

 

もしかしたらその方はこれまで、いつも自分の中にため込んで、出す事さえできなかったのかもしれません。もしかしたら本音を言える友人など居なかったのかもしれません。

 

 

私の考えがそこまで及んでいれば、「良かったですね。」と微笑むことが出来たのにと悔やまれます。

 

 

繰り返しになりますが、

 

 

「幸せ」の概念には、ある程度共通したものが存在しますが、そこへ向かう道は人それぞれです。

 

 

その人だけの課題が生じるし、その人だけの課題の解決方法があります。そして、解決の方へ向かって、まず1つ階段を上がれるかどうかがとても重要です。

 

 

私自身も、「自分にとって、1つ階段を上がる成長とは何か?」または、「相手が、1つ階段を上るために出来る援助は何か?」を問い続けています。

 

 

参考までに(*^-^*)