「ゴールはどこか分かってる?」 | コーチング・ガレージ

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公認会計士、弁護士、中小企業診断士、理学療法士、薬剤師、建築士、経験豊富な企業人のプロコーチチームが執筆するブログ。

こんにちは!宮谷美沙が担当します。

 

 

私の娘は、3年ほど前から、ボルタリングを楽しんでいます。

 

 

この週末も、娘に付き添って練習場へ行ってきました。

 

 

 

 

ボルタリングは、壁にたくさん取り付けられたホールドと呼ばれる石を、掴んで登っていくスポーツです。決められたコースを進んでいき、ゴールに指定された最後の石を両手で掴むと、コースクリアとなります。

 

 

今回、娘が1つのコースを、上へ上へと向かっていた時のことです。

 

 

突然娘は、キョロキョロし始め、落ち着きが無くなりました。

 

 

どうやら、次にどの石を掴んだらよいのか(どっちに進んでいけばよいのか)が、分からなくなってしまったようです。

 

 

すると、そんな娘に先生は、こう声をかけました。

 

 

「ゴールはどこか分かってる?」

 

 

先生の言葉を聞いてすぐに、娘はゴールを探しました。

 

 

印象的だったのは、ゴールを確認出来た瞬間、娘に起きた変化です。

 

 

娘の姿勢は静かに整い、無駄な動きが無くなり、スムーズにゴールへと向かったのです。

 

 

私はこの一連の出来事に、コーチングを重ねました。

 

 

ボルタリングで言うゴールを、コーチングで言う一番大きなゴール、つまり「人生の目的や、どうありたいか・どう生きたいか」に置き換えてみると、それらが捉えられた時、人生を迷わずに進んでいけるように思えたのです。

 

 

人は、行き先が捉えられていることで、自分を見失わないでいられ、さらには、起こる出来事や人との出会い、自分の過去にまでも、意味やつながりを見出していけるように思います。

 

 

ボルタリングに気づきを得てお話してみましたが、

 

 

どちらに進んだらよいか分からないような時には、大きなゴールを捉え直してみることで、何かヒントがつかめることがあるのかもしれませんね(^-^)

 

 

私自身も、自分のゴールを明確にしていくとともに、

 

 

コーチとして、相手が目の前のことだけに振り回されているように見える時、「ゴールはどこか分かってる?」と問いかけられる存在でいたいと思います。

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。