行動すれば報われる? | コーチング・ガレージ

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公認会計士、弁護士、中小企業診断士、理学療法士、薬剤師、建築士、経験豊富な企業人のプロコーチチームが執筆するブログ。

こんにちは(*^-^*)

 

 

今回の担当は宮谷 美沙です。

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先日、

 

 

「Aに進むべきかBに進むべきか、決められずに迷っている」と、私にご相談下さった方がいらっしゃいました。

 

 

お話を伺っていると、どうも、「決めて進んで行きたいんだ!」というよりも、

 

 

決めるという行動がとれない自分を責め、そこに相当な心のエネルギーを使っているような印象を受けたので、

 

 

私は思い切って、

 

 

「今は決めない。と決めるのも1つの選択では?」と提案したところ、あとから、

 

 

「あの言葉ですごく楽になった。」と感謝して下さった事がありました。

 

 

この出来事を私なりに振り返りながら今回はお話したいのですが、

 

 

 

相手の行動を促すこと

 

 

 

これは、コーチとして常に意識する部分です。

 

 

けれど、

 

 

その「行動」の裏に、相手にとってのワクワク感のようなもの.…つまり、自分自身への信頼や期待のようなものがあるかどうかを、大切にしなければいけないのではないでしょうか。

 

 

人が行動出来ない自分を責めている状態や、もっと言えば、行動さえすれば報われる!と思い込んでいるような状態から、本質的に変化し始めるのは、なかなか難しいのではないかと思うのです。

 

 

そして、

 

 

そんな状態の相手にコーチがまず出来ることは、

 

 

 

相手の今を認めること です。

 

 

 

認めるというスキルはコーチングの基本スキルですが、私は折に触れて大切なスキルだと感じています。

 

 

認めることによって、

 

 

相手が自分自身を信頼したり、

 

 

自分自身に期待する手助けが出来ます。

 

 

そして不思議なことに、

 

 

「行動を促す」というストレートなアプローチよりも、「認める」という一見地味な(!?笑!)アプローチの方が、

 

 

時には効果的に、相手の行動を進めることもあるのだと思います。

 

 

参考にして頂けたら幸いです!

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。