こんにちは(*^-^*)
今回の担当は宮谷 美沙です。
先日、
「Aに進むべきかBに進むべきか、決められずに迷っている」と、私にご相談下さった方がいらっしゃいました。
お話を伺っていると、どうも、「決めて進んで行きたいんだ!」というよりも、
決めるという行動がとれない自分を責め、そこに相当な心のエネルギーを使っているような印象を受けたので、
私は思い切って、
「今は決めない。と決めるのも1つの選択では?」と提案したところ、あとから、
「あの言葉ですごく楽になった。」と感謝して下さった事がありました。
この出来事を私なりに振り返りながら今回はお話したいのですが、
相手の行動を促すこと
これは、コーチとして常に意識する部分です。
けれど、
その「行動」の裏に、相手にとってのワクワク感のようなもの.…つまり、自分自身への信頼や期待のようなものがあるかどうかを、大切にしなければいけないのではないでしょうか。
人が行動出来ない自分を責めている状態や、もっと言えば、行動さえすれば報われる!と思い込んでいるような状態から、本質的に変化し始めるのは、なかなか難しいのではないかと思うのです。
そして、
そんな状態の相手にコーチがまず出来ることは、
相手の今を認めること です。
認めるというスキルはコーチングの基本スキルですが、私は折に触れて大切なスキルだと感じています。
認めることによって、
相手が自分自身を信頼したり、
自分自身に期待する手助けが出来ます。
そして不思議なことに、
「行動を促す」というストレートなアプローチよりも、「認める」という一見地味な(!?笑!)アプローチの方が、
時には効果的に、相手の行動を進めることもあるのだと思います。
参考にして頂けたら幸いです!
最後まで読んで頂きありがとうございました。