【子育てコーチング】見守るしかできない場面がある | 7歳&9歳の『子育てコーチング』by森琢也

7歳&9歳の『子育てコーチング』by森琢也

『社会人クライアントより強敵な我が子にどこまでコーチングが通用するのか?』7歳と9歳の我が子との悪戦苦闘を綴ります

みなさんこんにちは。

森琢也です。

 

 

先日、21時半過ぎに帰宅したら、

子供がまだ起きていました。

 

どうやら私が帰宅したことで、

またスイッチが入ってしまったらしく、

寝かしつけを振出しに戻してしまいました。

(奥さんにごめんなさい。。)

 

寝室で

「あいちゃんが何か言ったら、

お父さんは『そうなんだね』って言うんだよ」

などとコーチングのご指導を頂きながら

娘の話をしばし聞いていました。

 

 

すると、突然、

4月に認証から認可の保育園に転園した際、

「保育園で泣いていた」

という打ち明け話が始まりました。

 

 

3月まで通っていた認証の保育園は

園児も少なく、室内も狭く最初は私も

「どうなの?」と思っていたのですが、

保育士さんたちがとても良い方で、

園児数が少ない分、目の行き届いた

とても恵まれた環境でした。

 

にもかかわらず、、

娘は、4月から通う保育園が

ピンク色のとてもかわいらしい建物で

園児も沢山いることを知ってからの1ヶ月、

ずっとウキウキ転園を楽しみにしていました。

 

しかし、通い始めると、4-5月はずっと

「あと何回保育園行ったらお休み?」を

繰り返していました。

 

馴染めていない様子は

伺い知れていました。

 

保育士さんからも、

「少しだけ、泣くことがある」

という話も聞いていました。

 

でも、きっと保育士さんも

保護者を心配させまいと、あまり話してくれません。

 

本人に様子を聞いても詳細はしゃべらず、

心の内を直接打ち明けられたのは

その時が初めてでした。

 

 

子供なりに、意地やプライド、

親を困らせまいという遠慮もあるのでしょう。

 

 

何でも話してもらいたいものですが

心の内を全部話してくれるわけでは

ありません。

 

 

自分の中で消化して初めて

言葉に出来る事もあります。

 

 

これは大人でも一緒だと思います。

 

辛い体験や苦しい体験は

きちんと消化するまで

なかなか他人に話せなかったりします。

 

一方で、

勇気を出して話してみると

話しながら、自分自身の中で

"ケリを付けられる"ことがあります。

 

こういった話はコーチングというより

カウンセリング寄りのテーマなのですが

コーチングセッション(仕事)でも

そんな話の展開になることがたまにあります。

 

そんな時は最後に、

「辛い話を打ち明けて頂き、

 ありがとうございました。」

とお伝えします。

 

すると、

 

「いや、話を聞いてもらえてスッキリした。

 こちらこそ、ありがとうございます」

 

・・・そんなやりとりで

終えることが多いです。

 

 

繰り返しになりますが

悩みをタイムリーに打ち明けてもらえる

親子関係は理想ですが、

子供だって何でもかんでも

口にできるわけではないと思います。

 

悩みながらも、

子供なりに現実に立ち向かい

時間を要する場面もあるでしょう。

 

 

 

我が子が可愛いゆえに

知りたい、聴きたい気持ちは山々ですが

グッと押さえ込む場面も必要だと思います。

 

そして、子供にとって

「必要な時に話を聴いてくれる存在」で

在り続けたいです。

 

急かせて悩みや心情を言わせるのではなく、

思い詰めすぎないように気遣いながら、

待つのも大事。

 

いずれ独立していくことを考えると、

見守るしかない場面もあるのかなと思います。

 

 

今回も

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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