【子育てコーチング】どんな4歳になりたい?? | 7歳&9歳の『子育てコーチング』by森琢也

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『社会人クライアントより強敵な我が子にどこまでコーチングが通用するのか?』7歳と9歳の我が子との悪戦苦闘を綴ります

みなさんこんにちは。

森琢也です。

 

 
息子が2歳になった時のこと。
  
まだ、
「2しゃい(2歳)」としか言えないはずなのに、
保育園の誕生会で、みんなの前に立って、
インタビューされたそうです。
 
どんな様子だったんだろう? 
はにかんだ様子を
生で見たかったね!
と夫婦で話していたら、、
 
それを聞いていた誕生日目前の3歳の娘が
「自分もインタビューしてほしい!」
と言い始めました。
 

洗濯も大作戦②でちょっと
インタビューごっこの効果を
感じていたので、
試しにやっとみました。
 
「お名前は?」
「〇〇です!」
 
「お誕生日はいつですか?」
「××です!」
 
「次は何歳ですか?」
「4歳です!」
 
「どんな4歳になりたいですか?」
「・・・」
 
「・・・」
 
「・・・」
 
 
答えない。。
結構、待ちました。
 

「どんな4歳になりたいですか?」
という発問自体は、
コーチじゃなくても
多くの親がする質問だと思います。
 
ただ、コーチングを学ぶ前と後で
おそらく私は他の人よりも格段に
「待てる」ようになりました。
 
答えないけど、
何も言わずにいるということは、
考えているということ。
 
大丈夫だよ~という表情でゆったり待ちます。 
 
 
子供なりにも、
「答え(=考え)を持っている」と信じる。
 
そして、沈黙の場面で
焦れない焦らない急かさない巻き取らない。
 
 
 
結局、
2分近く待った気がします。
 
 
 
すると、、
 
突然娘が言い放ちました。
 
「素敵な4歳になりたいです!!」
 
 
おぉぉ、そうきたか。
ちょっと予想外の答えにびっくり。 
 
でも、素敵な4歳ってどんな4歳だろう?
すかさずチャンクダウンと呼ばれる、
具体化の発問です。
 
「そうなんだよね。
 ちなみに素敵な4歳ってどんな4歳?」
 
 
こういった、具体化の発問は
大人のクライアントさんにはとても有効。
(場合によってはこれで価値提供しているような・・・)
 
ただ、3歳児がどこまで対応できるのか?
深く切り込みすぎていないか??
 
となりで奥さんがニヤニヤしてる。
 
 
また娘は黙りました。
 
「・・・」
 
「・・・」
 
「・・・」
 
これはさすがに
深堀りし過ぎたかな??
 
 
娘の様子を見ると、、
 
 
あ、考えてるっぽい。
 
これは待ってみよう。
 
「・・・」
 
「・・・」
 
「・・・」
 
「・・・」
 
「・・・」
 
さっきより待つ。
ゆっくり、大丈夫だよって表情で。
 
 
「ゴハンを
   ちゃんとピカピカにする♪」
 
「お、さすが。すごいね。他には?」
 

すかさず、
ほかには?という水平質問で
アイディアを拡げに行きます。
 
 
「洗濯物、一人で全部畳む♪」
 
「それもすごいじゃん。
 他には?他には?♪」
 
 
「おもちゃ、ちゃんと片付ける!♪」
 
 
聴いてみて、
 
まさか、本人の中にに、
「こんなこと、できたらいいな」という
気持ちがあったことにびっくりです。
 
そんな想いや考えがあったんだ・・・
子供も子供なりに考えているんですね。
 
日々一緒にいるのに心の底から驚きました。
 
 
「あとね・・・、
  保育園に一人で行く!!」
 
 
いや、それはやりすぎ。笑
 
頭ごなしに否定は出来ないので、
やんわり誘導しました。
 
「保育園は危ないし、
 お父さんかお母さんと
    一緒にいった方が楽しいよ」
 
「そっか、そうだね~」
 
 
 
翌日、
ちゃんと「素敵な4歳ってなんだったけ?」と
リフレクションして、意識の定着化。
 
後日、義母の前でも誇らしげに
「素敵な4歳」について語る娘。
 
 
 
しかし、
 
現状、
片付けも洗濯物も
まだまだ一人ではできません。笑
 
口で言うほどに行動に移せない。
 
でも、
 ご飯は多少ちゃんと食べるようになったきました。
 
4歳になった途端に出来なくてもいいし。
 
 
5歳になる前に、素敵な4歳に近づけたら
それでよいのかなと思います。
 
 
成果もゆっくり待ちます。
 
 

 

今回も

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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