さて、本日はとある中学1年生のHくんの授業をご紹介します!
Hくんは、ワーキングメモリーの特性として記憶の範囲にばらつきがあり、不注意な間違いが多いのが特徴です。
彼は、テストの度に、1単語を何度も繰り返し書いて英単語を覚えていました。
そしてテストの答案をみると、何度も繰り返し書いて覚えたはずの英単語には×がついていました。
せっかく頑張って覚えた英単語なのに間違っているといわれて、彼は傷ついていました。
このような状態では、英語に対するやる気がどんどんなくなってしまいます。
彼は日常的に英語に触れる機会が少なく、英単語がなかなか覚えられずに苦労しています。
努力した分結果が出せないとき程悲しいことはないでしょう。
そこで、今の彼の状態を英語に訳してみました。
彼はひたすら書いて覚えるやり方で英語を勉強していました。
He was studying English in a way that he wrote English word earnestly.
過去のある時点にしていたことを表す
~していました <was/were + 動詞のing形>
そのように in a way that
ひたすら書く write earnestly
実際に作った英文を声に出して読んで、発音も一緒に覚えることができました!
この方法で徐々に自分の英単語を増やしていき、自然に英単語を覚えていきます。
具体的な自分に当てはめて英語を使ってみると、英単語を無理なく理解することができます。
特に英単語を覚えるときは、その単語を使う場面を想像しながら覚えると非常に効果的です。
自分と英語を繋げるものを見つけると、英語を身近に感じることができます。
できることを増やしていき、どんどんHくんの英語をやる気にしていくことができました!
これからもっともっと英単語を増やしていきましょう!
今日の授業はこれで終わりです。
ありがとうございました!