知っているだけでは、使えない。
コーチングを社内でトレーニングをするための研修最近、この要望が増えました。せっかく学んだコーチングも知っているだけでは使えません。自転車のようなもので、日々練習することで使えるようになります。なので、社内で勉強会や練習会をするための研修が求められるようです。コーチングオフィス瀧和には、社内で傾聴トレーニングをするためのパッケージがあります。それに沿ってやっていくと、トレーニングができるというものです。元々は、私の会社の社員に練習させるために作ったものでした。そんなに複雑なものではないのですが、それが使いやすさにつながっているようです。先日も、社内で傾聴トレーニングをするための講習をしてきました。受講された方は、知っていても使えないということに気づいたそうです。コーチングは使わないと、使えるようになりません。例えば、オウム返し。相手の言葉をそのまま繰り返すというものです。頻繁に話し相手にやられると腹が立ちます。でも、有効な傾聴スキルの一つです。ちょうどよいタイミングと使用頻度は相手からフィードバックをもらいながら練習すると上達が早くなります。昔コーチングを習ったけど役に立たなかった。なんて方は「知る」より「使う」を意識してみてはいかがでしょうか。「使う」を意識するときの注意点について、次回は触れてみようかと思います。