夏休みがあったのかなかったのか、すでに記憶のかなたになっているエグゼクティブコーチあねごです
再び「圧」のお話
今クライアント企業で、コーチングでした
そのお会社は、この9月から大きく舵を切る決意をされた
そのための組織変更と、役割の変更を余儀なくされた人たち
3年前は10名の会社でしたが、社員の頑張り、社長の方針策定にむけてのガバナンスの絶妙さ、新しい商品の開発などを続けて、今売り上げが倍、人数も同じく倍近く
今まで現場で営業や出荷、事務など手を動かす仕事をしていた人たちが、この流れを踏まえて、役割を変えていくことを求められています
彼らは、その発表を受けて、うれしいやら、どうしたらいいのやらというプレッシャーを感じ始めています
環境変化に対応する必要性があるよ!と言うは易し、行うは難し
社長から拝命した新しい役割に四苦八苦している側近メンバー
こうしたプレッシャー下にある彼らを見ていて
蒸気機関車を思い出します
プレッシャー=圧をかけることで、蒸気がエネルギーに変わる
沸騰したやかんの蓋が、カタカタ動く
蓋が動かないが、注ぎ口から勢いよく湯気が出る
その勢いを見て蒸気機関を発明する
人もある意味、蒸気機関
プレッシャーを与える=圧をかけると、反発するエネルギーが逆に前進する推進力になります
プレッシャーを与えられたら、すべての人がそうなるか?
そうじゃないんですよね
プレッシャーは「温度」が大切です
今日伺った会社は、上のメンバーが「よし、この3年でトップをとるぞ!」という情熱をもっているのです
ここで大事な温度
熱している素材はより分子が活動的だし、爆発的なエネルギーがある
人も同じ
これまでの経験で、いくらトップが「こうするぞ!」と旗を振っても、トップの意向を現場におろしても、吹けど踊らずというが多くあります
4年前に組織変革をお手伝いしたメーカーでは、現場がそうでした
なぜか?
現場メンバーが冷え切っていました
管理職ばかりいい思いをしている
管理職は会社のやる施策は成果が出るから導入し、それを導入すれば、コスト削減ができ、成果が出る
現場メンバーは、自分たちがそれをやることで負荷ばかりが増える、能力が上がるというお題目の下で、仕事が増えるだけ
仕事が効率化したという会社のためと、熱く語られれば語られるほど、心が冷える
結果として、現場から反発を受けることになる
心冷えたところを圧をかければ、折れる、砕ける、つぶれてしまう
人の心に火をつけることが経営者や管理者の役割
彼らから、上司冥利に尽きると思われ、この人の言葉に耳を傾けようと思われるかどうか
ここまでやるんかい、をまずは上司がやること
ここまでとは何を?
部下自身が思っている以上に、部下のことを考えているかどうか
これだけに尽きます
相手の心に火を灯す
そうして、相手の心を熱く沸騰させるのです
この人は、ここまで考えてくれている
自分のことを自分の家族以上に思っている
それをこれ見よがしにやるのではなく、相手を理解し、コミュニケーションをとりながら、相手とのかかわりの中で、質問を通じて、承認やフィードバックを通じて、伝わるプロセスを継続していく
そうして、熱せられた熱いお湯=部下+プレッシャー
⇒沸騰=爆発的な行動力
そこまで単純ではありませんが、圧をかける=プレッシャーをかけるには、相手、職場の温度を上げていく何かしらの施策を講じることも、部下の能力の可能性を開放するときには必要なのだと学びました
圧をかけられたら、炭酸飲料になりますね
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。心からの感謝と愛をこめて
