先日のある経営者様とのコーチングセッションでのことです。

 

 事業の業績は安定しているものの、目の前の数字、組織運営、人の問題に追われ、

 

 

次なる未来のビジョンを描く時間が取れていないことに、その経営者様は強い焦燥感を抱かれていました。

 

 

経営者としての仕事は十分に機能している。それなのに、なぜイライラが募るのか。

 

 

その理由は、経営者が担うべき「2つの時間」のバランスがあるように思います。

 

 

 1つは、今期の戦略を確実に実行し、数字をあげる時間。

 

 

これは「今を生きるための、この1年の収穫」です。

 

 

 もう1つは、3年、5年、10年先にどんな価値を提供する組織でありたいかをデザインする時間。

 

 

これは「未来を持続させるための夢づくり」です。

 

 

 

昨今、経営のトレンドとして「両利きの経営」が叫ばれていますが、組織開発と経営者のマインドに深くアプローチする立場から見ると、「両きき」の経営から視点を変えて

 

 

「両輪の経営」と考えてみてはいかがでしょうか

 

 

「今を作る確実な行動」と、「未来を見通す確かな目」。 

 

 

経営者はこの一見相反する両輪を、同時に、力強く回し続けなければなりません。

 

 

そして、この両輪を支える中心軸にあるのが「人」であり「組織の対話」です。

 

 

 どれだけ優れた今期の戦略があっても、どれだけ輝かしい未来のビジョンがあっても、中心にある「人」との関係性の質が低ければ、車輪は空回りし、組織の離職や対話不足という摩擦が生じてしまいます。

 

 

今、目の前の課題に追われてイライラしているとしたら、それはあなたの「未来を見通す目」が、次の内的成長のステージを求めているサインかもしれません。

 

 

「今」と「未来」の中心にある、人とのつながり。 

 

 

そこに関わる対話の質を上げることこそが、結果として組織を劇的に進化させ、強固な外的成果をもたらすのです。

 

 

 

この記事を読んでいる人で、私は経営者じゃないから関係ないな、って思っていませんか?

 

 

 

皆さま、全員「自分株式会社」の社長ですし、自分の人生の経営者です

 

 

この「人生」という事業のかじ取りは、だれにも任せられません

 

 

まさに経営者

 

 

 

あなたのこの1週間、今や今年のことに使う時間と、未来に向けて思いをはせる時間とどのぐらいの割合でしたか?