コーチあねごです。


今日でカンファレンスの予定は全て終了しました。


2003年から今回までの10回。足掛け11年。2001年からコーチング稼業をスタートしてから、2003年に初めて世界に出ることをチャレンジし、はじめに、カンファレンスに参加することからはじめました。


デンバーの地に初めて降り立った時から、今回のロンドンまでの時間。いろんなことがありました。海外に仕事で行くこと。小さい歩みですが、一つずつ積み木が積み上がっているようで、楽しい。


ケベック、サンノゼ、セントルイス、ロングビーチ、ジュネーブ、モントリオール、オーランドー、パリ、フォートワース。そして、ASTDワシントンDC。すべてはお客様のため。一つずつ生かしてきました。



回を重ねるごとに、日本人が増えていくのも、日本でコーチングをすることも、カンファレンスに出ることも、普通のことのようになっていくのを観ていると、こうして自分が流れを作ってきた一人だということを強く感じます。



行ってみたいなという気持ちからスタートしたこと。



誰でも、可能性はあるんだということ。


そう、可能性です。


今日の基調講演では、虐待されてきた子供の社会復帰をサポートしてきたイギリス女性、Camila Batmanghelidjh氏でした。社会起業家として2009年に表彰されている女性。虐待された子供たちへのサポートで成果を出しているのですが、大学と共同して、脳波の状態についてのエビデンスを取り続けて、どうしていくと子供たちがより社会と共存していけるか?について話して下さいました。社会起業家としての一つのモデルでもある。



$答えはあなたの中にある~エグゼクティブコーチあねごのコーチングブログ~-10/6基調講演


やっぱり、何かつながっているんだなあと思います。去年から今年に入ってからの流れと、確実につながっていると感じる。社会貢献事業の大きなプロジェクトをコーディネートする。それも、人を育てるという領域で。具体的な形にはなっていません。いまだ。でも、その布石が打たれてきているように思います。


AbuseやNeglectの子供たちの日常のストレスレベルは、戦場にいる戦士と同じレベルだということ。


Abuseなどの体験を通じて、世界というものはこういうものだということが、若い脳みその中に、若いからこそどんどんと吸収され、刷り込まれていく。


大人は、自分に危害を加える。誰も守ってくれない。自分は自分で守らなければならない。世界は、暴力である。


そういう子供たちの脳の電気の流れる回路=思考や感情のサインは、何度も繰り返されることで、強化される。



そこで、一つの事実として、脳みそは、そういった悪いイメージを感じると動く回路と、いいイメージを感じると動く回路、両方ある。Abuse Childrenは、悪いイメージの回路が先に働くし、その回路が強化されていく。どんどんと。



それを変えるには?よりよい状態を作ることができるのだろうか?



キーは「Love」と「Care」と「intent」。



「愛する」と「世話をする」と「関心を持つ」



これまで、彼らは、やってもらったことがない。アイコンタクトもされたことはない。もし会ったとしても、緊張を強いられている。次第に変わってくる。




それをやっていくと、脳の回路が徐々に変わってくる。いいイメージを感じると働く回路が使われ始める。そして、悪いイメージを感じると動く回路が癖で働くのですが、それをどう変えるかのプログラムも、学んでいく。それは30歳まで書きかえることが可能だそうです。


それを、有名大学(ケンブリッジやUCLAなど)との共同で、データをとって、変化を確認してきているのです。



彼女のメッセージ。



私たちコーチ、私たちは、何ができるのでしょうか?



愛は、人の可能性の限界を無限に開く。創造性を引き出す。そういうつながりを提供していく。



とても大切なメッセージが込められていました。何度涙をこらえたことか。子供たちが、体験から学ぶプロセスを思うと心が痛む。その提供している大人たちを思うと辛い。何もできないし、関係ないと言い続けられない。個は全体で、全体は個。「誰か」の問題でもなく、「私」の課題なのだろうと思います。そして、問題を解決することではなく、何を創造するか?




親から離れなければならない子供、または、親が離れていった子供。または、親や周りの大人に愛情をかけられなかった子供達。



私自身は、おそらく今世では、子供を産むことはないと思います。もし、よきパートナーが見つかったとしてもね。寄付やフォスターになっているけれども、それだけでよいのか?と強く感じているのは否めません。



もし、そんな私が未来に貢献できるとしたら?



人を育てることに関わるとしたら?小学校のころから少しだけイメージしていた。



未来のよき大人たちを育てることができるとしたら?



子供へのサポート、特に、親や周りの大人たちとの関わりがうまく持てない子供たちをサポートすることができるとしたら?そんな大人のサポートが出来るとしたら?





そんな想いと、今日の基調講演はリンクすることがとても多かった。


そのお話には、とても胸が痛むものがたくさんありました。


「世界は私の反映だ」という意味は、子供にとっては、大人の世界をインプリンティングしていく。彼らの脳は、とてもやわらかな土壌を持って、記憶されていく。それが、「世界」だという定義し、それを外の世界に反映していく。とても辛いことです。



大人にされたことをそのままなのです。相手から与えられたと感じるものが、反映される。それはやっぱり連鎖なんですね。


これは、子供に限ったことではないと。仕事場で起こっていることも同じなのだと思います。



連鎖を止めるには、大人に関わっていくのも大切ですが、子供たちへ、トリートできる手だてがないか?私が人類の未来にどういう貢献ができるのか?



環境問題に取り組むのもよいでしょう。経済活動で世の中をよりよくしていくというのもよいでしょう。



自分で産まない人生を選んだ自分は、この世に何を残すことができる?と、今朝は問いかけられ、触発された。最終日に、こんな気持ちを引き出されてきました。



そして最後にクロージングセッションの最後に音楽が流れました。それが、Bonjoviの「We weren't born to follow」でした。神様~サンキューです!これも粋な計らいでした。


ありがとうございます。



今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。心からの感謝と愛をこめて。