コーチあねごです。


日経ビジネス今週号。「最強のチーム」というのが題材。



チーム作りのジレンマという見開きがある。そこにはチームを率いるときにリーダーが直面する葛藤の場面が7つあがっている。


しかるかほめるか

長所を伸ばすか短所を正すか



などなど



先日、同じようなことがあった。幹部育成プロジェクトの中の一名から、「先の飯のタネと、今の仕事でどっちやればいいのかわからないんです!」と。



コーチは答えはしませんし、その時の話で必要なフィードバックとしては、どっちかとらないとだめでそれが決められなくて迷っているということが課題で、どっちが正しいかは、答えではないので、そこには答えませんでした。


本人に考えてもらうための質問としては、「それぞれをとった時のメリデメ」を考えてもらったり、「どっちか?という2択しかないと考えているのであれば、それ以外の選択肢があるとしたらどういうものがあると思えるか?(If仮定文による視点の変化)」など。



うまく言い表しているなというのが、今回の日経ビジネスの記事のタイトルでした。



『「解なき葛藤」こそが正解』


とあった。安易な2択のどちらかを選ぶ答えではなく、悩むことを避けずに、チームの目的を遂行することになるという。そのための悩むプロセスでは、解はないのだと。


私たちの知り合いのコーチたちの間でよく言う言葉。




予定通りに壁に当たっている


とか


順調に壁にぶち当たっているね


とか


お約束通り悩んでいるね


と言います。



「冷たい!」とか、「コーチのくせに、最短でスムーズにゴールにたどり着かせるのが仕事ちゃうんか!」という声が聞こえるようですが。苦笑



コーチは、クライアントに対して安易な道を与えていくことでもなければ、危ない道について伝えないのではない。



目標に到達するには、一人の人間をサポートにつけるぐらい大変な道のりなわけですよ。


そんな中で、大変でないはずがない。それであれば、コーチを雇う意味がない。



ということで、順調に悩みや葛藤を繰り返し、そこが一番の成長、そして学び。


その先に成果(Performance)につながるのである。学びも成長もない成果などを手に取らせるコーチのほうが、私にとっては、とても冷たいと感じる。



話を戻すと、葛藤や悩みは人の心根を深くする。とどこかに書かれていたのを思い出した。



『「解なき葛藤」こそが正解』なのである。御意ですね。




今日も読んで下さってありがとうございました。感謝クローバー