県の中学総体や高校総体、もしくは県ジュニアオリンピックや
国体予選など、長水路の大会が続きますね。
それを突破すれば、いよいよ全中やインターハイ、
全国ジュニアオリンピック、そして国体と、
長水路でのビックレースに突入します。
というわけで、今日のテーマは 長水路 です
さて、「あなたは、長水路は得意ですか?」って聞かれると、
「いやいや 最初は飛ばせるんだけど、だんだんと疲れてきて、
最後の方は苦しくなって、スピードが落ちちゃうんだ」
って答える方、多いんじゃないでしょうか。
「後半さえ持てば、全国にいけるのになあ・・・」って悩みながら
普段の練習に取り組んでいる選手も多いでしょう。
その気持ち、とってもよくわかりますよ。
僕のチームでも、普段は短水路で練習していますので、
その短水路での練習記録を、長水路で どう再現させていくか
という部分が、一番頭を悩ませる所になっています。
さて、このブログを読んでくださっている選手達は、
コーチに練習を考えてもらって、それを一生懸命に
こなしている方が、殆どだと思います。
ですから、今日は ”長水路を速くなる練習法” なんてテーマではなく、
長水路に強くなるために、ふだんの練習は、どのように
頑張ればいいかというテーマで、お話していきます。
(1)なぜ長水路は後半が落ちる?
なぜ長水路は後半が落ちるの?って選手達に聞くと
「長いから」 「だんだん進まなくなるから」 「バテるから」
なんて答えが返ってきそうですね。
25mごとに壁を蹴って再加速できる短水路と違って、
長水路の場合はターンによる加速局面のないまま
50m泳がなければいけません。
それによってスピードが落ちる原因としては、筋肉が疲労して
手や足が動かなくなったり、心拍数が上がりすぎて苦しくなったり
することが思い当たりますよね。
それを防ぐために、筋トレをして鍛えたり、たくさん泳ぎ込んだり
しているのに、やっぱりレースになるとバテてしまって
後半の記録が落ちているってことは、ありませんか?
そういう時は、もっと別のところに原因があって、筋肉疲労や
心拍数の上昇が起こっていると考えられます。
その原因とは、フォームの乱れ です。
(2)泳ぎこみだけでは解決しない
壁を蹴って再加速することで、姿勢を立て直せる短水路と違って、
長水路の場合、30mを過ぎたあたりから、腰が沈みがちになったり
頭がふらついたりと、フォームが崩れがちになります。
フォームが崩れることによって、身体が沈みがちになると、
抵抗が増えるため、同じスピードを維持するためには、
プルやキックなど、手や脚の筋肉に通常以上の負担が
かかってしまいます。
また、そのような状態で一生懸命頑張ろうともがけばもがくほど
必要以上に心拍数が上がり、息苦しさを生み出します。
そうして、最終的には、「手足が動かない」、「息苦しい」といった
状態になってしまうのです。
手や脚の筋肉を鍛えようと筋トレをしても、たくさん泳ぎ込んで、
持久力をつけたつもりであっても、後半でのフォームの崩れが
改善されないと、同じ結果になってしまうのです。
(3)練習時に意識すること
練習の中でも、ゴールタッチ前とか、最後の1本とか言った
ラストの部分は、一番フォームが崩れやすく、スピードが
落ちやすい部分だと思います。
その部分を、あえて良いフォームで速く泳ぐことを意識しましょう。
レースにおいて、後半の25mの記録が落ちているからと
いって、25mが全て遅い選手は、絶対にいません。
大抵はゴールタッチ前の、約7m程が泳ぎが崩れて遅くなり、
それが大きなタイムダウンとして、全体の記録に影響しているのです。
何メートルの練習であっても、壁の前は必ず加速して
タッチするということを習慣化することです。
この習慣は、レースにおいてもきっと役立ちます。
この部分のスピードアップが、大きなタイムアップに
繋がる場合が多いからです。
50mを10本などといった練習をする場合は、1本1本の
ゴール前を良いフォームで泳ぐように意識するとともに、
ラストの10本目は、より最高のフォームで、より速いスピードを
得るように意識していくと、この部分は改善されていきます。
持久力をつけようと、練習で200mを泳ぐことは、悪いことでは
ありませんが、その200mが75m過ぎからフォームが崩れっぱなしの
泳ぎだった場合、体力は向上したとしてもレースの後半にはつながらない
場合が多いです。
崩れた泳ぎで200mを泳ぎきるだけの練習をするくらいなら、
25mを短い休息で8本、レースと同じフォームで泳ぐ練習を
繰り返したほうが、実践的な練習となりますよ。
最終的には、いかにレースと同じ泳ぎを、常に続けられるかと
いうことがポイントになります。
ただ、最初は集中力も続かないでしょうし、持たないと思います。
そこで、ゴールタッチ前やラスト1本というように、後半部分から
はじめていき、だんだんと出来る距離を伸ばしていきましょう。
夏の長水路レースにおいて、最高の結果が出せるように、
今日できるところから、意識して取り組んでみてくださいね
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(1)短水路プールでの練習
(2)長水路プールでの練習法
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