この回で助左の人生を変える出会いが描かれます。
小牧長久手の戦い・・
秀吉は犬山城に、家康は小牧城に陣を置き、相手の動向を伺っています。
秀吉軍、この戦には軍師官兵衛がおりません。
すでに、官兵衛に恐怖心を持ち始めた秀吉が官兵衛を遠ざけている頃です。
今回は甥っ子の秀次を連れて戦に臨んだ秀吉でした。
秀次は、今三河はがら空きなんだから、今三河を攻めるべし、と。
結局、秀吉軍は長久手で多くの部下を失いました。秀次、大失態その①です。
堺の商人として立派に成長した助左を頼もしく思う宗易さんでした。
堺に帰ってきた助左に、今井兼久は、今後は家康に加担せよと命じます。
そうすればルソンに行ける資金も出すし、桔梗も今井が引き取る、と。
ルソンから持ち帰った商品は売れないままだったから、本当はお金が欲しい。
でも、気持ちよく断ってしまいました。兼久に頭は下げたくないからねえ。
助左は、今の店を明るく開放的に改装することにしました。
すると、そこに助左の「商いの師匠」、千宗易様が現れたのです。
ついに、納屋助左衛門が誕生しました。
さあ、これからが秀吉の時代。秀吉ブラック時代です。
名優緒形拳さんの変貌ぶりに注目です。