こんにちは。
中国発祥である武将秘伝の統計学
”算命学”とコーチング、心理学を
ベースに、ビジネス成功へと導く
コミュニケーション術をお伝えして
います。
『必勝！運命学』コーチングの
新島マキコです。
阿川佐和子さんといえば、週刊文春の
対談連載やテレビのインタビュー番組
「サワコの朝」をはじめ、聴き手として
その手腕を高く評価されている方。
そうした体験談を盛り込んだ著書
「聞く力」は大ベストセラーとなり、
いまだ話題をさらっています。
その第二弾の「叱られる力」も上々な
売れ行きのようですね。
かなり前のことになりますが、私は
某映画の宣伝担当者として、原作者と
阿川さんの週刊文春対談の席に
立ち会ったことがあります。
こちらとしては、映画宣伝が主たる目的
ですから、その時も『そろそろ映画の話を…』
と熱視線を送っていたのでしょう。
そんな哀しき宣伝ウーマンのココロの声を
察したのか、阿川さんはさりげなく、実に
良きタイミングで、話題を映画へと転換して
くださったことを覚えています。
「聞く力」中でも、ご本人は、”きく”ということに
ついてさまざまなご意見をを述べておられます。
ここではコーチとして、また一読者、視聴者として、
阿川さんの”聴き力”の高さにつき、勝手ながら
述べてみたいと思います。
ゲストはなぜ阿川さんの前では、つい
ポロポロと本音をこぼしてしまうのか？？
テレビの対談番組や司会ぶりをみていただくと
わかるのですが、まず阿川さんの場合、
のです。
時に少女のように目を輝かせ、
時に身を乗り出し、
またある時は手をたたいて共に喜びあい、
言葉や口先だけではなく、体中で、
”私は今目の前にいるあなたに興味がありますよ”
という聴き方をしています。
基本的にとても耳ざわりのいいソフトな声と
語り口ですよね。必要以上に高くも低くもなく、
スピードもちょうどいい感じ。
ゲストによっては、かなりハイな状態で
マシンガントークをする人もいれば、
ポツリポツリと言葉を選んで、かみしめる
ように語る方も。
どんなタイプの人を前にひても、合わせ過ぎず、
離れす過ぎず、その方が話しやすい”ノリで”
自然と寄り添っているのがわかります。
トークとはライブですから、つい相手の話し
終わらない時に質問がかぶってしまったりとか、
相手がまだ話したいのに、話題を変えて
しまうことがありがちですが、阿川さんの場合は、
実によく聴いて、相手を観察しているため、
そのようなことはまずありません。
笑顔を保ちつつ、常にしっかりと相手の
様子を観察しているからこそ、成せる技。
どこぞの大物司会者は、人に話をふっておき
ながら、その答えに何も返さない、否定する、
自分の話にすぐ置き換える……。
これでは話す側も萎えてしまいます。
阿川さんほどのベテランで、ゲストの多くが
ご自分より年下だったりする場合、分野にも
よるでしょうが、彼女の方が豊富に知識を
お持ちのケースもあるでしょう。
ちょっとしか知らないことを、なんとなく
相手に合わせて知ったかぶりをしてしまい
がちですが、阿川さんの場合は、知らないことは
知らないとハッキリと伝えます。
それ、何ですか？
へぇ～、知らなかった、
ほぅ～、なるほど
初めて聴きました！
と素直に打ち明けることで、相手は
阿川さんにわかるように話そうとします。
それはもちろんゲストが話したかったこと
だったり、得意分野であるわけですから、
相手もノッてきますよね。
もちろん視聴者を意識しているのは
多分にあるでしょうが、
「そんなこときいたのはじめて！
ぜひ教えてください」
と言われて、悪い気がする人はいない
でしょう。相手が話しやすく、また話したく
なる場づくり、言葉の投げかけが、抜群に
上手なのです。
対談番組では、当然ゲストが主役ですから、
視聴者は、ゲストのレアな話がきけたり、
彼らの新しい一面が見たい、といった
ことのみに興味があるわけです。
ですが時として、ゲストから聴き手に
「あなたはどうですか？」
と話をふられたり、流れとして体験談を
した方がいいという場合、阿川さんは
ご自分のことを語りますが、たいていは、
笑える失敗談や自虐ネタ。
ひとしきり笑いあって、その場が和み、
またゲストの話へさりげなく戻すという
パターンが多いように感じます。
人は誰でも自分の話を聴いてほしいもの。
そして欲張りなことに、気持ち良く話せるように、
気持ち良く聴いてほしいわけです。
お仕事とはいえ、その願いを劇的に叶えて
くれる阿川さんは、まさに最高の”聴き手”。
といえるのではないでしょうか。
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名インタビュアーの”聴き力”とは？
阿川佐和子さんといえば、週刊文春の
対談連載やテレビのインタビュー番組
「サワコの朝」をはじめ、聴き手として
その手腕を高く評価されている方。
そうした体験談を盛り込んだ著書
「聞く力」は大ベストセラーとなり、
いまだ話題をさらっています。
その第二弾の「叱られる力」も上々な
売れ行きのようですね。
かなり前のことになりますが、私は
某映画の宣伝担当者として、原作者と
阿川さんの週刊文春対談の席に
立ち会ったことがあります。
こちらとしては、映画宣伝が主たる目的
ですから、その時も『そろそろ映画の話を…』
と熱視線を送っていたのでしょう。
そんな哀しき宣伝ウーマンのココロの声を
察したのか、阿川さんはさりげなく、実に
良きタイミングで、話題を映画へと転換して
くださったことを覚えています。
「聞く力」中でも、ご本人は、”きく”ということに
ついてさまざまなご意見をを述べておられます。
ここではコーチとして、また一読者、視聴者として、
阿川さんの”聴き力”の高さにつき、勝手ながら
述べてみたいと思います。
ゲストはなぜ阿川さんの前では、つい
ポロポロと本音をこぼしてしまうのか？？
テレビの対談番組や司会ぶりをみていただくと
わかるのですが、まず阿川さんの場合、
全身で聴いている
のです。
時に少女のように目を輝かせ、
時に身を乗り出し、
またある時は手をたたいて共に喜びあい、
言葉や口先だけではなく、体中で、
”私は今目の前にいるあなたに興味がありますよ”
という聴き方をしています。
声のトーン、話すスピード
基本的にとても耳ざわりのいいソフトな声と
語り口ですよね。必要以上に高くも低くもなく、
スピードもちょうどいい感じ。
ゲストによっては、かなりハイな状態で
マシンガントークをする人もいれば、
ポツリポツリと言葉を選んで、かみしめる
ように語る方も。
どんなタイプの人を前にひても、合わせ過ぎず、
離れす過ぎず、その方が話しやすい”ノリで”
自然と寄り添っているのがわかります。
話を決して遮らない
トークとはライブですから、つい相手の話し
終わらない時に質問がかぶってしまったりとか、
相手がまだ話したいのに、話題を変えて
しまうことがありがちですが、阿川さんの場合は、
実によく聴いて、相手を観察しているため、
そのようなことはまずありません。
笑顔を保ちつつ、常にしっかりと相手の
様子を観察しているからこそ、成せる技。
どこぞの大物司会者は、人に話をふっておき
ながら、その答えに何も返さない、否定する、
自分の話にすぐ置き換える……。
これでは話す側も萎えてしまいます。
知らないことは、知らないと伝える
阿川さんほどのベテランで、ゲストの多くが
ご自分より年下だったりする場合、分野にも
よるでしょうが、彼女の方が豊富に知識を
お持ちのケースもあるでしょう。
ちょっとしか知らないことを、なんとなく
相手に合わせて知ったかぶりをしてしまい
がちですが、阿川さんの場合は、知らないことは
知らないとハッキリと伝えます。
それ、何ですか？
へぇ～、知らなかった、
ほぅ～、なるほど
初めて聴きました！
と素直に打ち明けることで、相手は
阿川さんにわかるように話そうとします。
それはもちろんゲストが話したかったこと
だったり、得意分野であるわけですから、
相手もノッてきますよね。
もちろん視聴者を意識しているのは
多分にあるでしょうが、
「そんなこときいたのはじめて！
ぜひ教えてください」
と言われて、悪い気がする人はいない
でしょう。相手が話しやすく、また話したく
なる場づくり、言葉の投げかけが、抜群に
上手なのです。
あえてするなら、笑える自虐ネタ
対談番組では、当然ゲストが主役ですから、
視聴者は、ゲストのレアな話がきけたり、
彼らの新しい一面が見たい、といった
ことのみに興味があるわけです。
ですが時として、ゲストから聴き手に
「あなたはどうですか？」
と話をふられたり、流れとして体験談を
した方がいいという場合、阿川さんは
ご自分のことを語りますが、たいていは、
笑える失敗談や自虐ネタ。
ひとしきり笑いあって、その場が和み、
またゲストの話へさりげなく戻すという
パターンが多いように感じます。
人は誰でも自分の話を聴いてほしいもの。
そして欲張りなことに、気持ち良く話せるように、
気持ち良く聴いてほしいわけです。
お仕事とはいえ、その願いを劇的に叶えて
くれる阿川さんは、まさに最高の”聴き手”。
といえるのではないでしょうか。
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「必勝！運命学」コーチング
office LUCE 新島マキコ
GCS認定プロフェッショナルコーチ
日本メンタルヘルス協会認定基礎カウンセラー
トニー・ブザン マインドマップ基礎講座修了
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