こんにちは。
中国発祥である武将秘伝の統計学
”算命学”とコーチング、心理学を
ベースに、ビジネス成功へと導く
コミュニケーション術をお伝えして
います。
『必勝！運命学』コーチングの
新島マキコです。
部下がトラブルに直面したら…？
部下が思うように自分の仕事を
進められず、もどかしい思いを
している……。
上司のあなたは、
彼らのこうした姿を何度となく
目にしていることでしょう。
たとえば何らかのトラブルが
発生し、商品の納期に間に合わない
かもしれぬ事態が起こったとします。
部下はその担当者ですが、
その状況に陥ったのは、
彼（彼女）のミスによるものでは
ありません。
とはいえ、納期厳守は必須の状況。
どうにかして打開策を見出すべき
ですが、部下は途方に暮れるばかり。
ミスした部下へ、最初にかける
上司のひと声とは？
さてそんな時、あなたは
報告を受けた時の第一声に
どのような言葉をかけるでしょうか。
・なんで間に合わないわけ？
・前にも似たようなことあったよなぁ。
ったく、どうするつもり？
・遅れるじゃすまないんだよ、
何でもいいから、間に合わせろ！
といった、生産性がなく、なおかつ
ココロない言動を繰り返しては
いないでしょうか。
トラブルはすでに起こっているのです。
その事実は変えようもありません。
と同時に、納期に間に合わせることも、
確実に成し遂げるべきタスクです。
上記の投げかけは、気持ちの上では
理解できます。
ですが、それを言い放ったところで、
部下がまた前を向いて、次の行動に
つなげる役にはまったく立たない
ものばかりですよね。
部下は今、不可抗力による事態に
アタマが真っ白になっているわけです。
何か打開策を見つけなければ大変だ、
ということも、当然理解している
ことでしょう。
いまにもアタマがパンクしそうな
部下に対して、上司であるあなたが、
まず最初にすべきことは、
・納期に間に合いそうもないと嘆く
部下を責める
ことでも
・不測の事態が起こった原因を
究明する
ことでもありません。
焦る部下。まずは事実を認めよう！
部下は窮地に立たされている、
部下はとても困っている、
部下は何とかしたいと思っている、
まさにその状況を、事実として
認めてあげることが最優先事項
なのです。
まずは
・なるほど、そのようなトラブルが
発生したわけか
・君は、このままでは納期に間に
合わないと考えているんだね
『君の置かれた立場を私は
理解しているよ』
という姿勢を、真っ先に示すことが
何よりも大切です。
解決策を考えたり、原因を探るのは、
その後のこと。
状況が悪化している時ほど、
つい”認める”一言を省略して
しまいがちですが、この声がけが
できるか否かが、大きな分かれ目。
認めてもらえた部下は、
『この人は、ピンチの時にも
わかってくれている。
見守っていてくれる。
常に自分の味方なんだ」
上司に対する信頼度は
格段に高まるはずです。
あなたについていきたい！と
思われる上司になれるかどうかは、
実は、こんな些細な一言の積み重ねが
左右しているのかもしれません。
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office LUCE 新島マキコ
GCS認定プロフェッショナルコーチ
日本メンタルヘルス協会認定基礎カウンセラー
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