1945年8月15日 | 津田紘彰のブログ

津田紘彰のブログ

日本コーチングセンター所長の津田紘彰(つだひろあき)が、コーチングを中心に生きることや日々学ばせて頂いたことについてお話しさせて頂きます。
少しでも皆様の気づきや元気に繋がりますように。

終戦記念日。

毎年、この日を特別な気持ちで迎えます。終日深い哀悼の意を捧げるとともに、様々な資料や文献にも目を通し、思いを新たにする日にしています。

夕食時は、お盆で横浜から遊びに来てくれている中学生になる甥に、私の祖父母(甥の曾祖父母)の戦時中の話を、私の分かる範囲で伝えました。

当時二十歳だった方も今年米寿を迎えられ、あと10年も経つと実際に戦争を体験された方のお話を聴く機会は激減することでしょう。

今のうちに、というのもおかしいですが、祖父母たちやその世代のご親戚やお知り合いの方に、ぜひ真実の話を聞いておいて欲しいと思います。

私たちが語り継がねばなりません。ほんの68年前に、大きな歴史の転換があり、数えきれないほど多くの命や人々の大切なものが失われたということを。

この命が、どれだけの犠牲と悲しみと、祈りの向こうに存在しているのかを知るためにも。

月間致知で紹介されていた、戦艦大和の語り部、八杉康夫さんのお言葉が、深く深く胸に沁みます。

「若者よ、君たちが生きる『今日』という日は、死んだ戦友たちが生きたかった『未来』だ」


私たちが生きるこの未来のため、礎となって下さった先人の祈りに思いを馳せながら、また明日も命を頂いて、一生懸命生きて参りましょう。

どうか暑さに負けずに、皆様が汗をいっぱいかいて、明日も素晴らしい日を過ごされますように。

今日も一日ありがとうございました。

おやすみなさい。