人生は森のなかの1日 | 愛之助(テラリウムクリエイター/自然とふれ合うセラピー・セラピスト/楽しい充実した一日を!忙しない日常に瑞々しさを!)

愛之助(テラリウムクリエイター/自然とふれ合うセラピー・セラピスト/楽しい充実した一日を!忙しない日常に瑞々しさを!)

自然とふれ合うことで愛にあふれ、癒されていて「ある」と「感情」を区別しイキイキとした人生を送れるよう力づける!

大好きなグスタフ・クリムトの絵が挿絵にされた素敵な詩集と詩人に出会った。

 

 

NHK『あの人に会いたい』を見て惹かれた長田弘氏の詩集『長田弘詩ふたつ』

 

森には、何一つ、

余分なものがない。

 

何一つ、むだなものがない。


(中略)

 

わたしたちが死んで、

わたしたちの森の木が

天を突くほど、大きくなったら、

 

大きくなった木の下で会おう。

わたしは新鮮な苺をもってゆく。

きみは悲しみをもたずにきてくれ。

 

そのとき、ふりかえって

人生は森のなかの一日のようだったと

言えたら、わたしはうれしい。

 

 

 

森の中には理想的な生活がある。

確か『ぼく モグラ キツネ 馬』にもそんなくだりがあった。

 

わたしたちの人生は森のようで

何一つむだなものはなかった。

 

逝く間際ではなく

もっと人生を楽しめる余白があるとき、それに気がついたのならば、

人生は森のように豊かでたのしいのだ。