4月中下旬の穀雨に降ったまとまった雨を恵みをいただき、
里山では、田植えのシーズンが始まる。
逆さ富士とまでは、いわないが、
鏡を張ったように見える田んぼに映る里山の風景、新緑とスカッと晴れた青空が水田が美しく
つい車を止めて見入ってしまう。
忙しない日常から離れると、ひょっとして時間がゆっくりと流れているのではないかと錯覚する。
自然の中にいると「純粋な可能性の場」子どもの頃の自分にアクセスできる。
時間がゆっくりと流れている、そんな風に感じられる場所で過ごそう。
子どもの頃は、目にするもの全てが初めてで一日が長かった。
ところが、大人になると何でも知っている(それは実は大きな勘違いなのだが)と思い、
刺激を受けなくなって興味を失っている。
だから、毎日が飛ぶように過ぎ去る。