倍時間がかかった母親の手術と医療従事者との良好なコミュニケーション | 再発予防/自然とふれ合うセラピー 力づけ人 愛之助/愛が溢れる究極の心を引き出しイキイキとした人生を送る!BLOG

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患者が高齢で”自分自身の最高の主治医”になれなければ、

家族が代わりを務めなくてはいけない。

 


今日、母親の希少性がん、有棘(ゆうきょく)細胞がんの手術だった。

 

最近、高齢者に増えているようだが、罹患症例がまだ少ないので、

なかなか治らない皮膚の潰瘍には気をつけた方がよい。

 

 

 

87歳と高齢だけれども手術前の検査は良好で、

内臓や身体の中心ではなく、右足の小指を切る手術なので安心していた。

 

しかし、1時間半の予定の手術が3時間経っても終わらない。

主治医から言われていた出血多量による出血性ショックを起こしているのではないだろうか。

 

もう既にこの世にいないのでは?と
家族としては心配である。

 

 

そうしていると、看護師さんから終わりました、手術室に行きましょうかと声をかけてくれた。

そして、主治医の先生と結果についてお話した。

 

2週間前、電話でがんのステージを聞いたり、血液が足りない時のことを考えて家族の血液が使えるかどうか調べてくださいと

連絡したり、うるさい家族だと思われていたかも知れない。

 

がんの生体検査とステージを聞いた時、主治医の先生は、

インターネットを検索し過ぎて

余計な情報を鵜呑みしないように

 

と言うのだが、そこはこちらも経験者、患者のプロ

一応、国立がんセンターと有明がん研病院の情報ですから

そんな間違いはないでしょう。

と応えたら、向こうは、無言だった。

 

今日は、先生も仕事を終えて、何だか晴れやかな感じで話ができた。

なんだかNHKテレビ連続小説『ちむどんどん』の主人公役の黒島結菜のようなあどけない顔をしている。

 

手術に時間がかかったのは、背骨が変形していたり、母親が何度も手術をしているので麻酔の針が入らなかったことが理由だったらしい。

 

本人はしっかりしていて、

前向きなので、これからリハビリをしましょう。

 

と言ってくださった。

 

やれやれ、最初の関門は通過できた。

 

やはり、いい医療を受けるには、医療従事者との良好なコミュニケーションが必要だ。

それと、家族との良い関係とある程度の医学の知識である。

 

患者が高齢で”自分自身の最高の主治医”になれなければ、
家族が代わりを務めなくてはいけない。

 

予め知り合いの看護師に主治医から聞いた5つのリスクへの対応を伺っていた。

 

けれども、前述の通り、まずはリンパ節への転移がないようにした今回の手術は第一関門である。

 

CTを見たが限りでは、リンパ節への転移はないと聞いているが、

まだ、油断はできないので、是々非々、クリティカルシンキングで進める。

 

何しろ家族の生命がかかっているのだから