超個人主義といわれるこのご時世、困ったときに助けて欲しいとなかなか言えないものです。
でも、助けてほしいといっていいのです。
今日、主治医と面談して母親のがんが有棘(ゆうきょく)細胞がんという悪性の高い皮膚がんであることがわかりました。
ただし、不幸中の幸いと言っていいのでしょうか、切断する患部は足の小指なのです。
所見によると、『CT検査の画像を見る限り、転移は見られない』そうですが、
逆に、CTをやったと言うことは他の組織に浸潤しているということです。
転移を来す例は稀であるため新しい抗がん剤の開発は遅れている(国立がんセン ター)とありますが、
一方で手術から2年以内にリンパ節移転を生じた症例は60~80%(がん研有明病院)との報告もあり
と書いてあります。
何だか、転移について喜んでいいのか悪いのか、わかりません。
2つの病院の書きっぷりが異なるので確認したいところです。
家族ががんになるといろいろ不安になるもの
そこで、昨日、投稿した内容の4.不安定な時期を乗り越える方法(患者さん本人、家族)
3)家族や周囲の人の支えを受け入れる、を実践してみました。
精神的な負担も大きく、希少性がんの治療法について知りたいということもあり分かち合いました。
お一人は、乳がん患者会のメンバーでコロナ以前からメールのやりとりをさせていただいてる戦友です。
皮膚がんの方をご存知のようで、『治療経過を聞いてみましょうか』と言ってくださいました。
また、自然とふれ合うセラピーの参加者の女性にもシェアしました。
以下も自然とふれ合うセラピーにご参加いただいた方で、お二人とも看護師さんです。
流石、専門的で細かいところまで、ケアし助言してくれました。
有り難いです。
困ったときに、助けて欲しいとなかなか言えないものです。
でも、助けてほしいといっていいのです。
いろいろな経験をされている周りの人たちの知見は医者のそれと同様に大切です。
【ご参考】
4.不安定な時期を乗り越える方法
1) あふれる情報に惑わされない。治療法、養生を選択する際の基準を持つ。
①十分な研究データがある
②論理が通っている
③代償より恩恵が大きい
④実生活で実証できる
⑤自己責任の原則に従っている
(健康に関する論説を検証するルール ジェームス・スキナー著『成功の9ステップ』より)
2)悩み、疑問を何でも聞く。納得いかなければセカンド・オピニオン、サード・オピニオンを受ける。
3)家族や周囲の人の支えを受け入れる。
4)不安に対する心理的ケアを受ける。