全ての生き物が、徐々に活力を取り戻そうしているこの時期、
地場で育った旬の野菜を食すことで、
体内環境を目覚めさせ、整えるというのは理に適っている。
栄養学などなかった昔から、日本には食べるもので健康を養う「食養生」という考え方があった。
ユネスコ無形文化遺産に登録されている「和食」の真髄は『食養生」でもある。
特に「春の皿には苦みを盛れ」という。
写真:「天然」のうど菜、ウドナ
ウドナと呼ばれていて、セリ科ハナウド属の植物、ハナウドの若芽だ。
強い香りだが、セリ好きにとって、
ツンと鼻に抜ける香りがたまらない。
セリと同様に鎮静効果がありそうだ。
ウドナはウコギ科の独活(うど)芽とは違う野草である。
映り込みならぬ、ニュースが入ってしまいました。
東京は大雪、暖かくして足もとに気をつけてお出かけください。
岡山を中心とする中国地方では、
春に地面から出てきた若い芽を摘んで、ぬたや天ぷら、お味噌汁に入れて食べる。
その他の地方では、ほとんど知られていないそうだ。
同じ苦みがある春の山菜と言えば、蕗の薹やたらの芽もそうだ。
香りの成分にはフキノリドがあり、これには胃腸の働きを良くする
健胃効果があると言われている。
また、栄養分としてナトリウム(塩分)を排泄するカリウムがあり、高血圧に効果がある。
足などのむくみをとる作用もあるらしい。
そして、アルカノイドは肝機能を強化し、新陳代謝を促進する。
ケンフェールは活性酸素などの発ガン物質を抑制する効果がある。
自然治癒力を高める食事とは、
素食にて欲するものを
素直に食べれば「薬」
旬で地場作物の採れたてを
素材を生かした料理方法で
出来立てを「ときめき」を抱いていただく
「食養生」帯津良一
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