プロフェッショナル仕事の流儀
第161回 SMAPスペシャル 2011年10月10日放送
この番組の再放送をNHKに懇願された方も多かったと聞いている。
記憶が正しければ、SMAPはこの番組は２回目で
歌手としては珍しい。
追記：１２月２４日にもSMAPスペシャル”完全版”初の長期密着ドキュメントとして
放映されました。
自分が観たのはこれです。
３月１１日に東日本大震災があったこの年、
まだまだ、日本中に風評被害、
虚無感が蔓延していたように思われる。
自分も会社の内部統制の仕事で、
社内で夜を徹して、福島の原発の様子をテレビでウオッチしていた。
リスク管理か何か知らないが、
後で友達に聞いたが、
そんなことやっていた会社はどこにもなかった。
福島原発で何か新たな事故が起きたとして、
国や自衛隊、消防より迅速でかつ安全を確保できる行動や判断が
この会社にできるのだろうか
今から思えば何のためだったのかよくわからない、
意味のない仕事をさせられていた。
自分自身が思考停止の状態だった。
気持ちが悶々とする中、
社内は節電という名目で３分の１の蛍光灯を減らし、
パソコンも省力モードを強いられ見えにくいので、
よけい気分が暗くなる。
そんな中で、５月の連休明け
会社の同僚が自宅近くのホテルで首を吊った。
原因は、
可愛いひとり息子が中学受験で合格して、
親元を離れ、寄宿舎で生活をしていて、
GWに一時、自宅に帰省。
再び学校に戻った後の出来事だったらしい、と
それと関連性があるのでは、と
実しやかに言われたが、真相はわからない。
会社が従業員の”こころのケア”を一切しないものだから、
次々と同僚が倒れ、また休職者が出た。
改めて今から思えば、杜撰でひどい人事部だ。
そして、みんながベストな判断ができる状態ではなかったのだろう。
後日談だが、悲しいことに
この人事部の部長も
自宅で血管が破壊されるキラーストレス系の疾患、
脳卒中か何かで亡くなったと聞く。
社内のいたるところで似たようなことが起きていた。
そんなことが容易に想像できる。
写真は奇跡の1本松
自分らしさを失っている。
社畜となっていることにハタと気づいた。
「自分ではない誰か別の他人」を生きている。
今、朝９：３０、１６階のフロアに立っている自分と
昨日の２３：３０に同じ場所に立っていた自分と区別できず
錯綜している。
ヤバい、このままではダメになる。
辞めるのにいい潮時だと思い、
９月に退職することに決めた。
そんな辛い経験をした分、
このプロフェッショナル仕事の流儀 SAMPの特番を見て
彼ら５人のプロ根性にとてもMoveした。
デビュー２０年、エンターテインメント界の最前線で活躍し続ける「ＳＭＡＰ」。
中居正広・木村拓哉・稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾。
５人のいまを追う、初の長期密着ドキュメントがついに実現
国際的な注目を集めた中国・北京でのコンサートの舞台裏に密着。
突然始まった緊急ミーティングなど、実現までの知られざる闘いを描く。
さらに、「いま自分たちは何ができるのか」を問いかけながら行った
被災地でのイベントの様子や、
結成以来、順風満帆ではなかったという「心の軌跡」を５人が激白。
デビュー２０年の「ＳＭＡＰ」。
その真実を描く７３分の特別編です。
#ホンネテレビ応援してます。
SMAPスペシャル ２０１１年１２月２４日放送がまるまま観れます。
明らかに著作権違反なのに何故？今もなお・・・
SMAPが解散した今、お一人ひとりに贈りたい言葉がある。
「天地万物の全てのものと和解せよ。」
あの時、一緒に最高のステージを作り上げたお互いを
再び尊敬し、
また、いつの日か絆を回復することを祈念いたしております。
どうぞこの思いが、
７２時間ホンネテレビ放送に届きますように
稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、草彅剛さんに読んでいただきたいので
よろしければ、「いいね！」をお願いいたします。
#ホンネテレビ応援してます。
10月25日〜11月中旬までの期間限定
72時間ホンネテレビ放送記念絵文字を使ってみよう！
