コーチングスキルはとても使えるスキルですが、スキルの意味、使える場所、使える時を理解して使わないと、逆効果となります
こんにちは実方晴美です
以前、知り合いからこのような話を聞きました。
「うちの上司、コーチングとやらを学んだ途端に、会話がすご〜く変になったんです。」
「しきりとほめたり、何を聞いても「君はどう思う?」と逆に質問されて、それがわからないから上司に質問しているのに、、、なんだ、これ?と思ったんですよね。」
「職場での会話が不自然になって、上司が明らかにスキルを意識しすぎて、業務に支障をきたしていると思いました。」
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このように、人事研修で上司がコーチングを少し学び、
職場で間違った方法でコーチングスキルを使うことで、
コーチングへの誤解が起きているようです。
正しくコーチングスキルを理解していないと、
このようなことが起きてしまいます
部下から不信感をかったり、
コーチングはダメだというレッテルを貼られることになる事があります。
これらの悲しい事を回避するためにも、
『コーチングスキルについて理解』し、
『効果的にコーシングスキルを使いこなす方法』
を私の体験からお伝えします。
1 コーチングスキルの強みを知る
コーチングスキルの強みには3つあります。
⓵目標達成に向けて戦略作りと行動力をつける結果、目標達成が加速する | |
②思考の整理ができ、問題解決のための方法が見つかる | |
③会話力、説得力、コミュニケーション力が上がる |
それでは、一つ一つ見ていきましょう
①目標達成に向けて戦略作りと行動力をつける結果、目標達成が加速する
コーチングスキルが得意とする場面は、会話の相手に考える機会を与える事。
考えて自分で答えを出すので、思考と行動力を強化することにとても役立ちます。
*自ら目標を設定し
このサイクルを回し、目標達成に加速をつけるのがコーチングの強みです |
② 問題解決力が上がる
コーチングのスキルを使って会話をすると、
問題に対する解決策を発見しやいプロセスになります。
自分1人で悩むよりも、人と対話をすることで、
格段に早いスピードで解決策が見つかります。
人に話をすることで思考の整理がされ、
専門的にトレーニングを受けているコーチから質問をされることで、
自分の思考の枠の外から考える質問が来るので、
予想外の答えを導きだす事ができるのです。
③コミュニケーション力が上がる
コーチングスキルを習得する事で、会話力・コミュニケーション力が上がります。
その理由は、コーチングのスキルが作られた背景にあります。
アメリカのトップセラピストの方々の卓越した会話のスキルを分析し、
効果の出る会話を体系化したと言われています。
どうやれば、会話相手の方との信頼関係を作れるのか?
相手の心の中から答えを引き出す質問力とは?
モチーべションを上げる言葉がけなど、
幾つもの効果的な会話法があります
2 コーチングスキルの弱点を知る
コーチングスキル3つの弱みには次のものがあります。