えーと。我が家の散水用ホースリールは12年前に購入した三洋化成のブロンズホースリール。
まあ、2万円弱と、ちょいと高級なホースリールなんだけど、フレームがアルミキャスト(鋳物)で、なかなかいい感じの逸品である。
しかし、12年前からいまなお同じものをラインナップとして扱っているのは、補修部品の手配含め、非常にありがたいです。
このホースリール、12年のうち、2年は日本を離れていたのでその間は倉庫にしまいっぱなしでしたが、それ以外の10年は基本的に屋外野晒で使いました。
ホースは5年ぐらいすぎると、表面がガサガサになってしまい、買い替えたいなぁ、という気持ちになります。ただ、悩ましいのは代わりのホース探し。ホースを買い替えたのだけど、標準品は12mm内径の茶色のホース。
これがなかなか入手できない。内径15mmの茶色ホースはちょっと大きめのホームセンターだと手に入るのだけど、12mmは、通販でもかなり入手しづらい。しかも送料も馬鹿にならないということで、直近の5年間は15mm内径のホースを使っていましたが、それもやはりガサガサになってきてそろそろ交換したいところ。。ちなみにブロンズホースリール、内径15mmホースも接続可能だけど、水圧がかかると、ホースが異様に太く見える。
さて、このホースリールに合う茶色い内径12mmのホースをどうやって安く手に入れるか、お勧めは同じ三洋化成のヴァルナのブラウン20mを買うこと。安い時に買えば3000円ちょっとで入手可能。
昔、実家のキヤノンのプリンタ、年賀状ぐらいしか印刷しないことと、スキャナは印刷よりも頻度多く使っていて必要だったことから、ヘッド一体型カードリッジのスキャナ複合機を使っていたのだけど、インクカートリッジを買うよりも、プリンタ単機能機を3000円で買ったほうが安いというバカみたいな状況に、毎年プリンタ買ってインクカートリッジだけ使っていました。ホースリール毎買ってホースだけ使うほうが安いというのは、なんか似ていますが、キヤノンは消耗品ビジネスモデルが自らの手で壊していただけで褒められた話ではないですが、三洋化成は需要の無いホース単品よりも、需要の多いホースリール丸ごとのほうが安かった、というのは、かなり大きな違いではありますが、この話、実は続きがあります。
当然、20メートルのホースはホースリールから外すことでまるまる入手できるわけですが、残りのホースリール部分はキヤノンのプリンタ用に無用の粗大ゴミになるのか、というと、さにあらず。
なんと、このホースリールのほとんどの部品が、三洋化成のブロンズホースリールの補修部品として流用できます。(偉いぞ、三洋化成!)
当然、ホース20メートル。メートル当たり150円ぐらいでも購入可能ですが、大抵の場合、送料別なので、送料込みで茶色いホースをこの値段で探すのは結構至難のわざです。一方でホースリールだと、ポイントセールなどうまく使うと、税・送料込みで3000円ぐらいを狙える。
さて、ヴァルナからブロンズホースリールに流用できる部品はホース以外に何があるかといえば、以下の通り。
- ホースリールのホース締め付け用キャップ(茶色) 2個
- ホースカシメ爪(白色の部品) 2個
- ハンドル(茶色)
- ドラム(ホースを巻き付けるところ)1つ。
- ガン(あまり性能は良くないけれど)1つ
- 水道までの取り付けパーツ1式
- 水道までのホース1m 1本。
要するにヴァルナのフレーム以外の部品はすべてブロンズホースリールの補修部品として使えます。
ちなみにブロンズホースリールは、フレームが鋳物とアルミ押し出し成型品の組み合わせで、ねじを外すと、分解することができ、簡単にドラムまで外せますが、ヴァルナは残念ながら、フレームが分解できるようにできていません。
ヴァルナからドラムを外すには、水道とつなぐホースがホースリール中央につなぐためのホース締め付け用キャップを外して、フレームの取っ手になっている部分(写真のガンがついている部分1か所をのこぎりで切って、あとは強引にフレームを開くと、ドラムは外せます。
ヴァルナのドラム、ホース締め付け用キャップ、ハンドルはすべて茶色い樹脂。一方で、ブロンズホースリールのドラムなどの樹脂系部品は黒色。つまりヴァルナから樹脂系部品を移植すると、全部品が
茶色仕様にできます。
黒色樹脂と茶色樹脂で耐久性の差があるのかもしれません。ただ、寸法などすべて同一です。
ちなみに私は、ホースを半分の長さにカットした10メートルと、ホースカシメ爪1つをブロンズホースリールに使い、残りはすべて補修部品としました。ホースは車を洗うにしても、10メートルあれば十分です。5年後に残りの10メートルのホースを使う予定です。
当初はドラムもヴァルナから外した茶色のドラムに交換しようと思いましたが、案外黒色樹脂のドラムが丈夫で、10年の耐候で若干白んだものの、状態は良く、まだ5年ぐらいは持ちそうだったので、そのまま使うことにしました。 回転部のシールなどは、黒ドラム自体さすがに10年使っているので、いつ壊れても文句は言えませんが、予備で(回転部のシール込みで)茶ドラムを持てることは、非常に安心です。場合によっては、回転部のシールだけを部品取りとして流用するのもいいかもしれません。
ただ、こうやって、ヴァルナを分解して観察してみてわかったことは、茶色であることと、ホースリールとしての機能だけであれば、わざわざ移植しなくてもヴァルナでいいじゃん、って話(苦笑。
つまり、ブロンズホースリールの価格とは、ほとんどがアルミ鋳物のフレームだったということですね。ホ-スリールの機能としては3000円程度、ガンの性能差も1000円ぐらいです。
すなわちブロンズホースリールのアルミ鋳物部分に1万5千円の価値を見出せるかどうか、です。
ただ、園芸用品で、永く使えるものは愛着がわきます。フレームがアルミ鋳物というのは永く使えるし、機能部品のほぼすべてが3000円ちょっとで交換可能であるならば、いうことなしです。
もともと家内が気に入って購入したものなので、それを私のほうで安価にメンテできるのであれば、なおのこと良し、です。
つまり、三洋化成のホースを補修部品で買うよりも、ヴァルナ買ったほうが安いって話、だと思ってもらえればいいのかなぁ。




