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そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

ゆるーく日常をつづります。と言いながら、6年ぐらいほったらかしにしていたブログ。2018年に入ってから思うところあって復活したけれど、とりあえず三日坊主の危機は脱出。でも、あまり更新しないなぁ。

今から10年前の2011年。

 

私が日本からドイツ(ハンブルグ)に赴任する際に、手持ちのバイクを3台ほど

整理したのだけど、その時に後輩に譲ったバイクの1台が、

2021年になって再び手元に戻ってきました。

 

戻ってきたバイク。それが このタイカワサキの Leo SE です。

 

で、とりあえず

  • 燃料タンク交換。予備の燃料タンク(錆なし)が何故か手元にあったので0円。
  • キャブレターオーバーホール。CRCのキャブクリーン(800円)買ってきて分解洗浄。
  • バッテリー交換。通販でゲルバッテリー購入。3000円。
  • 前後のタイヤ交換。前はD107F、リヤはTT100GPで前後ともチューブも
  • 新しくしたので、13000円。

 

90年代のタイ風味の原付2種。 

アンダーボーンフレームなのにフルカウル。

 

加えて蛍光オレンジっぽいキャストホイールに

セパハン、

そしてなぜかステアリングダンパーまで標準でついている。

 

絶妙なアジアンテイスト。そしてダサカッコ良さ。

 

そしてこの仕様がカタログ状態。いわゆる「吊るし」の状態。

 

エンジンは空冷2スト120ccでマニュアル6速。

 

チャンバーも見た感じパワーの出そうなデザイン。パワーも吊るしで22.5馬力あります。

排気ガス規制で小型のバイクは4スト化された現代では、なかなか

刺激的な乗り物です。

 

90代の末期の2スト車といえば排気側に可変ポートや可変ポートチャンバなど、

パワーバンドを広げる機構(排気デバイス)がついていました。

カワサキだとKIPSとか、ヤマハだとYPVSとか。

 

4ストのエンジンで言えば可変バルブタイミングみたいなものです。

Leoは、80年代の空冷2ストの設計のままなので、そんな排気デバイスなんてついていません

 

つまり、ピーキー(狭いパワーバンド)なエンジンをのっけたオッサンバイク。

 

とはいっても、125ccクラスでピークパワーが20馬力付近のエンジンならば

80ccクラスの競技用のモトクロッサーと比べれば、下も使えます。

 

センタースタンドもついているのに車重は100kg切っています。

空冷2ストエンジン+おっさんバイクの車体構成、恐るべし。

 

狭いながらもパワーバンドにさえ入れば、そりゃあ、まあ、遅くないです。

 

フロントのD107Fは完全にオッサンバイクのタイヤパターン。
このバイク、フロントはこういうチープなタイヤで充分。
 
フロントが滑ってこけるほど荷重がかかっていないというか、
全開走行中にアクセルを緩めずに、フロントブレーキを強く握ると、
フロントタイヤがロックしたまま前に進みます。
 
笑っちゃいますが、そのぐらいにフロントに荷重なんてかかっていないのです。
 
フロントタイヤはバイクが前に倒れないためだけに存在する補助輪みたいな
扱いです。
 
 
セパハンもただの飾り。そもそもフロントに荷重かけて曲がる必要がないというか、
アクセル開けていればリヤ側に荷重がかかっているので、右か左に倒せば
倒した方向に倒しただけ曲がります。その時にニーグリップすることができないので、
ライダーがバランス崩して車体から落っこちないようにするための握り棒程度の扱いで
ハンドルがついているだけだと思います。
 
リヤは標準2.75-18なんだけど、3.00-18にした。
タイヤ幅も外形も大きくなったけどとりあえず収まった。

 

シート張替え。材料費のみ。1800円。思ったよりも綺麗にできたと思う。

 

しかし、膝のあたりに挟めるものが何もないからニーグリップもへったくれも無いのです。

 

このバイクに乗るときは左右の足でステップに踏ん張って乗って、

手も肘を伸ばしてつっかえ棒にしてハンドルにしがみつく感じで

体と車体の前後方向の動きを規制する必要があります。

 

そして足のくるぶしでバイクのチェーンカバーやクラッチケースカバーを挟んであげて

車体との一体感を出す感じかなぁ。

こんなホールドの仕方だと、ハイサイド喰らったら一発でバイクから吹っ飛ばされる自信ありです。

フロント側は、アクセルを開けていないと内側に切れ込む悪癖があるので、コーナリング中はアクセルは閉じれないというか基本は開けていないと怖いです。開けていても内側に切れ込む。

 

でも、このバイク、アクセル開けて車体倒して曲がる限りは先にステップをこするので、リヤのスリップダウンでこける設定です。

 

 

 

シフトペダルとステップのゴム。ステップはヤマハのメイト用のゴムに付け替え。

シフトペダルのゴムは、kijimaの汎用の奴買ってきた。1400円。

 

あと、基本的にキャスターが立っています。トレールもほとんどついていません。

コーナリング中でも勝手に内側に切れ込んで困るレベル。

ステアリングダンパーがついているのも納得です。でもステアリングダンパーの付け根(ダンパーケース側の固定具)がグラグラしているので、そこをがっちり固定するのが重要。そこがぐらぐらしていたらダンパーの意味がない。

 

 

シフトぺダルがシーソー式。シフトアップをつま先で蹴り上げなくてもかかと側で踏めばできる。実は街乗りで靴の甲を傷めないので、こういうほうが実用的。見た目はスポーティーではないけど、変速が楽だし。

 

そのうちインプレ書くけれど、リヤのタイヤサイズ大きくしてフロント側にかじゅうをかけられたらと思ったけれど、キャスターが立ってしまって、コーナリングで車体寝かせると思いっきり内側に切れ込む。ステアリングダンパー締め上げているにもかかわらず切れ込みすぎて歩道に乗り上げるかと思った。リヤサスは、少し硬めにしてセット長も短めにしてフロントのキャスターを適正化したい。アクセル開ければフロント荷重がほとんどなくなるから寝かせても変な切れ込みは改善するけど、それでも内側に切れようとする。これって、いったいなんだかなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

「ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒」  菊石まれほ・野崎つばた 電撃文庫刊

 

 

 

3月に楽天ブックスで購入して、そのまま積ん読状態だった何冊かの1冊。

買って40ページほどパラパラ読みして、「あ、これはツボにはまるかも」と思い、ゆっくり読む時間をとれるときまで読むのを保留。で、その時間が取れたので読んだ。

 

まだ発売数か月なので、あまりネタに言及するのは避けて、思ったことというか、キーワードをメモ書きします。

 

 

この作品のキーワードを考えたい。

 

まずは二人の不器用さ、かな。

 主人公である生身の人間のエチカと、相棒である人型ロボット<アミクス>のハロルド。エチカはロボットのような割り切った思考、ハロルドのロボットの思考を超えた人間らしさ。どちらも過去のトラウマを抱え、その結果、エチカは人との距離を必要以上にとり、コミュ障気味。ある種の「ツン」属性ともいえるけど、不器用なのだろうな、エチカは。

 一方でハロルドは、「目的にためなら手段を択ばず」、の結果が人間らしさであるが、その背景には、過去の未解決の事件への未練であり、そのためにロボットが人を傷つけないための敬愛規律すらも改変できるであろう含みを持っている(が調整されていない)。

そしてハロルドは、この作品の世界においては、数少ない次世代型のAIであるが故の人間らしさが、ロボットとしての合理性はない、つまり彼も不器用なのだ。 「こいつら、本当に生き方としては不器用だよなー(誉め言葉)」、である。 

 ただ、この二人、今のところ、ハロルドが一枚上手であり、このあたりの(パワー)バランスが適度に人間とアミクスの対等感を出せているなぁ、と感じています。

 

 

次のキーワードを考えると、エキスパート同士の出会い/相棒、かな。スペシャリストでもなく、プロフェッショナルでもなく、エキスパート同士。

エチカは若くして、電索のエキスパートであるけれど、それに見合う相棒がいなかったことが問題。ハロルドは高性能でどのレベルの電索官に対しても適切なサポートはできるけれど、アミクス故に人の上に立てないし、また彼のスキルに見合う相棒たる電索官にもなかなか出会えない。そんな中でこういう出会いは、完全にボーイミーツガール(ガールミーツボーイ)のノリである。

仕事の上での相棒なら、ボーイミーツボーイでも、ガールミーツガールでも構わないが、まあ世の中、ボーイとガールの2つしかジェンダーがないわけではないから、ジェンダー表記は全部列挙すると収拾がつかないので、割愛するとして、仕事でエキスパート同士で組む場合には、二人の性格とは別に、相性ってあるんですよね。仮にエチカがハロルドと出会えなければ、この物語が成立していない、というのは野暮な話か。 ただ、キーワードとして「ボーイミーツガール(ガールミーツボーイ)」を挙げなかったのは、この作品はこの二人についての異性への恋愛感情に結び付くワードを薄目にしている、というか、それっぽいのは1巻終盤の飛行機でエチカがアミクス用コンパートメントでのハロルドとの会話ぐらいじゃないのかなぁ。 それすらもどちらかというと、ノンセクシャルなやり取りに近い。 ただ、エチカは電索中の命綱を相棒に預けるわけで、恋愛関係以上の信頼があって成立する関係であると考えると、エキスパート同士の(仕事の上での)信頼に基づく相棒というのは、腐女子では無いけれど、相棒であることに恋愛感情にも似た「尊さ」を感じるわけですよ。    

 

3つ目のキーワードは、有線ダイレクト接続、かなぁ。

 

たぶん、「電脳ダイブ」という技術的なくくりで世界観を考えると、SAOのナーブギアやアミュスフィアような体表接触型デバイスを介した脳へのアクセスを電脳ダイブ黎明期とすると、SAOの世界ではまだ萱場明彦だけだが人間の脳の記憶情報を電子の世界に落とし込めた(のだろうと思われる)が、まだまだ世間では「人」とは生身の体に付随するものであるために電脳世界での死を現実にするためには電脳世界の外側にある人体そのものに対して死をフィードバックさせる必要がある。 一方で攻殻機動隊の世界ではGHOSTこそが個体としての「人」であり、入れ物は生身でも義体でも構わない、脳の情報・思考すらも電子の世界にすべて移し替えることのできる世界で、生身の体の死は人の死ではなく、GHOSTの消滅こそが死である。そんな攻殻機動隊が電脳ダイブの世界観で言うところの成熟した終末だとすると、、、、ユア・フォルマはアクセルワールドに近い並行世界かなぁ。 インターフェース面で言えば、 ニューロリンカーも人体埋め込み型インターフェースであり、ユアフォルマにおけるHSBバスという概念は、ニューロリンカーに近い。ただ、アクセルワールドだとまだ自立思考型のアンドロイドが世に出ていないので、ユア・フォルマの世界観というか電脳ダイブ技術の立ち位置はアクセルワールドと攻殻機動隊の間ぐらいなんだろうな。まあ、アクセルワールドの場合、実世界とアクセルワールドの中の時間の流れが一致していないわけだけど。

 

で、この流れでキーワードの話(有線ダイレクト接続)にどうやって落とすのか、って話だけど、こんなサイバーパンクな世界観の中で、脳をスキャンするような場合には、ほぼどの作品も頑なに有線接続にこだわるのって、もちろん脳情報のセキュリティーを理由に挙げるけれど、やはりイメージとして「接続」(connect)って、やはりワイヤード(へのこだわりというか執着)が必要なんでしょうね、ってことを思うまでに、上の電脳世界史を考えていたわけですよ。

 

長々と脳内イメージをバイナリーダンプしたような感想だけど、要するにこの作品はおもしろかった、ということで。

 

ということで、続巻買うぞ。

 

 

 

 

 

とりあえず記念に。

 

何日か前に積算メーターを見たら99996kmで、

「おお、10万行くじゃん」

と気が付いた次第。

 

99999km時は信号待ちだったので、同乗者に撮影してもらいました。

100000kmは路肩で撮影しましたが、、、、

 

ちなみにインフォメーションディスプレイのランプは一時LEDにしていたのですが、

思うところがあって普通の電球に戻しましたので、オレンジの背景に戻りました。

 

 

 

しかし、10万kmの間でクラッチ交換していないので、そろそろかなぁ。というか、

 

エンジンオイル・ブレーキオイル、ブレーキパッド、タイヤ、バッテリ、ワイパーなどの油脂・消耗品類の交換を除くと、以下の通り。

こうやって過去の整備記録をひっくり返してみると、足回りやエンジン回りのマウント類や、ピローボールなどは5万kmぐらいで(運転していても)結構ヤレを感じますので、交換するのが良いですね。本当に足回りをメンテすると、乗り心地が変わります。社外品のスポーツタイプじゃなくて、純正か純正OEM品でも充分硬いです。もちろん硬ければいいって話じゃなくて、ぐにゃぐにゃしている乗り心地のほとんどはゴム部品の劣化だったり、ピロのガタ増加が原因、サスの劣化だ、という話です。

 

5万km以前に行ったこと(中古で買ったので、前のオーナーから引き継いだ整備記録(ディーラーの明細)によると)

  • エンジンマウント交換
  • ウォーターポンプ交換
  • ウィンドゥレギュレータ(運転席側)交換
  • 足回りのピローボール2か所と、ステアリングのピローボール2か所の交換
  • 足回りブッシュ打ち換え
  • フロントスタビライザーのピローロッド交換

5万kmぐらいの頃にやったこと

  • フロントガラス交換(ドイツ時代。アウトバーンで石が飛んできて)
  • リヤバンパーと、バンパー内のクラッシュ緩衝材(アルミ)交換 (ドイツ時代、後ろから衝突されて)

6万kmぐらいでやったこと

 

特になし(笑)

 

7万kmぐらいでやったこと

  • トランスミッションオイル交換(きれいな状態でしたが。)

8万kmぐらいの頃にやったことは

  • ブレーキ回りのオーバーホール、リアホイールシリンダ交換、
  • ハブベアリングは分解確認したところ、状態も良かったので、洗浄+グリース再封入
  • エンジンマウント交換
  • クランクセンサ交換

9万km以降でやったことといえば

  • 足回りのピローボール2か所と、ステアリングのピローボール2か所の交換
  • 足回りブッシュ打ち換え
  • フロントスタビライザーのピローロッド交換
  • ショック前後交換
  • リアゲートダンパー交換
  • フロントロービームのHID化

 

 

 

さて、、、あと何年乗るかなぁ。