今から10年前の2011年。
私が日本からドイツ(ハンブルグ)に赴任する際に、手持ちのバイクを3台ほど
整理したのだけど、その時に後輩に譲ったバイクの1台が、
2021年になって再び手元に戻ってきました。
戻ってきたバイク。それが このタイカワサキの Leo SE です。
で、とりあえず
- 燃料タンク交換。予備の燃料タンク(錆なし)が何故か手元にあったので0円。
- キャブレターオーバーホール。CRCのキャブクリーン(800円)買ってきて分解洗浄。
- バッテリー交換。通販でゲルバッテリー購入。3000円。
- 前後のタイヤ交換。前はD107F、リヤはTT100GPで前後ともチューブも
- 新しくしたので、13000円。
90年代のタイ風味の原付2種。
アンダーボーンフレームなのにフルカウル。
加えて蛍光オレンジっぽいキャストホイールに
セパハン、
そしてなぜかステアリングダンパーまで標準でついている。
絶妙なアジアンテイスト。そしてダサカッコ良さ。
そしてこの仕様がカタログ状態。いわゆる「吊るし」の状態。
エンジンは空冷2スト120ccでマニュアル6速。
チャンバーも見た感じパワーの出そうなデザイン。パワーも吊るしで22.5馬力あります。
排気ガス規制で小型のバイクは4スト化された現代では、なかなか
刺激的な乗り物です。
90代の末期の2スト車といえば排気側に可変ポートや可変ポートチャンバなど、
パワーバンドを広げる機構(排気デバイス)がついていました。
カワサキだとKIPSとか、ヤマハだとYPVSとか。
4ストのエンジンで言えば可変バルブタイミングみたいなものです。
Leoは、80年代の空冷2ストの設計のままなので、そんな排気デバイスなんてついていません
つまり、ピーキー(狭いパワーバンド)なエンジンをのっけたオッサンバイク。
とはいっても、125ccクラスでピークパワーが20馬力付近のエンジンならば
80ccクラスの競技用のモトクロッサーと比べれば、下も使えます。
センタースタンドもついているのに車重は100kg切っています。
空冷2ストエンジン+おっさんバイクの車体構成、恐るべし。
狭いながらもパワーバンドにさえ入れば、そりゃあ、まあ、遅くないです。
シート張替え。材料費のみ。1800円。思ったよりも綺麗にできたと思う。
しかし、膝のあたりに挟めるものが何もないからニーグリップもへったくれも無いのです。
このバイクに乗るときは左右の足でステップに踏ん張って乗って、
手も肘を伸ばしてつっかえ棒にしてハンドルにしがみつく感じで
体と車体の前後方向の動きを規制する必要があります。
そして足のくるぶしでバイクのチェーンカバーやクラッチケースカバーを挟んであげて
車体との一体感を出す感じかなぁ。
こんなホールドの仕方だと、ハイサイド喰らったら一発でバイクから吹っ飛ばされる自信ありです。
フロント側は、アクセルを開けていないと内側に切れ込む悪癖があるので、コーナリング中はアクセルは閉じれないというか基本は開けていないと怖いです。開けていても内側に切れ込む。
でも、このバイク、アクセル開けて車体倒して曲がる限りは先にステップをこするので、リヤのスリップダウンでこける設定です。
シフトペダルとステップのゴム。ステップはヤマハのメイト用のゴムに付け替え。
シフトペダルのゴムは、kijimaの汎用の奴買ってきた。1400円。
あと、基本的にキャスターが立っています。トレールもほとんどついていません。
コーナリング中でも勝手に内側に切れ込んで困るレベル。
ステアリングダンパーがついているのも納得です。でもステアリングダンパーの付け根(ダンパーケース側の固定具)がグラグラしているので、そこをがっちり固定するのが重要。そこがぐらぐらしていたらダンパーの意味がない。
シフトぺダルがシーソー式。シフトアップをつま先で蹴り上げなくてもかかと側で踏めばできる。実は街乗りで靴の甲を傷めないので、こういうほうが実用的。見た目はスポーティーではないけど、変速が楽だし。
そのうちインプレ書くけれど、リヤのタイヤサイズ大きくしてフロント側にかじゅうをかけられたらと思ったけれど、キャスターが立ってしまって、コーナリングで車体寝かせると思いっきり内側に切れ込む。ステアリングダンパー締め上げているにもかかわらず切れ込みすぎて歩道に乗り上げるかと思った。リヤサスは、少し硬めにしてセット長も短めにしてフロントのキャスターを適正化したい。アクセル開ければフロント荷重がほとんどなくなるから寝かせても変な切れ込みは改善するけど、それでも内側に切れようとする。これって、いったいなんだかなぁ。。。







